第133話 吾輩の頭はごちゃごちゃしている
吾輩は目を覚ました。こうもりが話しかけてくる。
「旦那、お目覚めですか?」
「・・・どうもあれこれ・・・同時に考えすぎてるな」
「そういときは書きだすのが一番ですよ!!」
「・・・さすが、セバスチャン!!」
「えっへん」
吾輩の頭で悩んでることを書きだしてみる。
① 文章の表現について
これについては常に悩み続けている。
いまだにピーンと来てない。それは読んでる作品量が少ないから。
カッコいい表現っていうのがつかめていない。
良く見る文字がある。
怪訝
訝しげ
静謐
嗤う
おそらく、これは良く使われる表現なのだろう。こういうのを蓄積していかねばならぬ。
そもそもを知らない。小説という媒体について。
そして、小説のルールを掴んでない。
――これを良く見るが・・・いまいち読んでもいてもピーンと来ない。使い方が様々過ぎて・・・追いつかない。
時系列についてもいまいち。文章トリックについてもいまいち。
いまいち。いまいち。
足して。いま千くらい。足りない。
これを解決にするには・・・
ひたすら読む。それしかない。自分がカッコいいと思った文章たちを蓄積するしかない。
とりあえず、1個目終了。
② デットエンドの3章について
これの最初の出だしはいい。もう1話目は決まってる。
2話目以降だ。
学校にいるか・・・バレンタインはやっておきたい。
それと・・・3年実地研修。いく。
それまでの間に学校のやつらとどれだけエピソードをからめるか。
一番悩ましいのは・・・実地研修だな。
これだけは・・・まだ内容が不透明である。一個重要な絡みあるのだが・・・。
そこだけで他がまだ決まってない。
いつ?どこに行かすか?何の目的で?どうするか?如月との絡みが重要だ。
ここで、一個小さなピークを持ってくるか。
そして、中盤・終盤の書きたいラストへ。
そして、ラストについて、一番の問題は・・・登場人数多すぎ・・・。
大乱戦だからな・・・。ここの書き方をどうするかが問題だ・・・。
2章であれだけ長かったんだ・・・3章が怖い・・・・。
色んな絡みがあるからな・・・。
あとは、謎を明かす・・・。
う~む。やっぱり長考だな・・・これは。
③ 当初の目的について
デットエンドは当初10エピソードで終わりだったのに・・・。
気が付けば長い話に・・・あとからあとから湧いてくるからな・・・。3章を超えた部分まで考え着き・・・はじめているのは問題だ。
そもそも、『正義の名のもとに』を脚本形式から・・・ビルドアップするための・・・練習なのだが・・・。もう、練習を通り越している。
デットエンドに愛着もあるのと・・・最後まで終わらせてあげなきゃ・・・気持ち悪い。あのラストを書きたいから。そこまで書きたい。
3章をもし書ききれたら、なんか見えそうな気もするんだよな・・・。
ただ、やっぱり足りない部分は残るだろう。
④ どうするのが近道なのか?
1作品の為に・・・どこまでやるんだ吾輩は?
よーく、考えたら・・・良く4日間であそこまで話を考えたものだ。
アホかと思う。あらすじを全部書き出して・・・そこから暗殺教室方式で物語を・・・・・・。
ホント・・・アホみたいな話数である。
あの時は、ほぼ寝ずに・・・やっていたな・・・。そこから脚本形式で書き上げること1ヵ月。
本当・・・、よーう書いたな。
そうだ・・・脱線した・・・。そんなことは、今はどうでもよく。
作品を仕上げる為に・・・どうするのが一番いいのか・・・。
ストーリー、設定、キャラ、セリフ。そこまではできている。
問題は・・・デザイン・・・。と
表現媒体。小説向きであるのか・・・改めて考えよう・・・。
うーむ。
・・・
・・・・・
・・・・・・・
やっぱり、ちょっと違うな・・・。
バトル多いもんな・・・・。おまけに多人数バトル。
絵も・・・ちょっと書いた方が・・・。
そうかもな・・・。そっちかな・・・。
吾輩の混沌は続くが・・・
吾輩は眠りにつく。
≪つづく?≫
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