第117話 吾輩くだらないことを考えてみる

吾輩は目を覚ました。こうもりが話しかけてくる。

「旦那、お目覚めですか?」

「・・・う~ん。どこに逃げるのが・・・正解か・・・」

「何のことです?」

「学校・・・いや・・・死角が多いな・・・」

「無視!!」


吾輩は考える。

永遠の課題。

人に与えられた・・・永遠の課題。

どこに逃げる・・・それが正解なのか?

相手の特性にもよるだろう。


・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・


う~ん・・・・。


「旦那・・・いい加減教えてください・・・」

「あれだよ・・・あれ」


ゾンビパニックになった時、どこに行くべきか?

これは人類の課題だろう・・・。


「くだ・・・くだらなさすぎる・・・旦那・・・」


よく言われるのはホームセンター。武器いっぱいあるとか。

本当だろうか?そもそもチェンソーとか・・・日常で使ったことないし・・・確か免許必要だし・・・。

う~ん。学校っていうのは危ないよね・・・逃げ場がなくなる恐れが高い。

ゾンビの足が速いとかだともう終わり・・・。

見つかった瞬間終わる。

早!!口裂け女も100メートルを11秒とかだしな・・・。

あれ?今や3秒まで縮まってるの?一応・・・元人間って設定じゃなかったっけ・・・。

整形手術で失敗したとか・・・。よーく、考えたら・・・一般人巻き込まれる必要ないんではないかな・・・。単なる通り魔や・・・。


「旦那、脱線してますよ」

「おぉ・・・そうだった・・・ゾンビパニック・・・」


自宅に立てこもる・・・。

扉からくる・・・裏口から逃げる。高層マンションの人は死亡ですね・・・。

いやまてよ・・・隣の部屋に逃げれるように防災のやつがベランダにあったな・・・。

ということは・・・突き破って・・・隣に移動しながら・・・。



そもそも、やっぱり特性は必要だな。

ゾンビの特殊能力を決めよう。


① 夜間のみ行動

② 噛みつくと感染

③ 犬とかもいる

④ スピードはちょいと遅い。

⑤ 動きも鈍い。

⑥ 火を噴くとかは無し。胆汁もなし。武器使うのもなし。(ゾンビ側は!!)


これぐらいか・・・。

問題は数だろう・・・。相手はどんどん増えていく・・・。

その中で生き残るには・・・やはり、特殊な防壁が必要・・・。


答えは決まった!!


「・・・無駄な脳みそを・・・」

「ふふふ・・・完璧な回答だ!!」

「・・・」(嘘でなく勘違いが多いのが旦那なんです・・・お許しください・・・読者様)


パンパカパーン♪

ゾンビパニックの際に一番いい場所は・・・・



・・・・・・・・・・・


・・・・・・・・・・・・



キャンピングカー!!これで間違いない!!

防壁あり、生活スペースあり・・・やばくなったら移動できる!!


燃料は昼間のガソスタとかで調達!!

夜間は外出せず!!立てこもる!!

さらに・・・移動し続け!!


海へ!!次はクルーザーだ!!

ここからは持久自足の戦いが続く・・・。

釣りをして・・・雨水をため・・・・そうして、ひたすら生き延びる・・・。

その先に希望はあるのか・・・・。


外国編へ突入!?


吾輩は眠りにつく。


≪つづく?≫

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