お客さんあれこれ
仕事をしていると当りの日があります。
お客さんにやたら話かけられる日です。
日本語の流暢な外国人のお客さんに
「あればでいいんですが、てんめんじゃんってありますか?」
テンメンジャン
全くわからなくて
常温の加工食品部門のパートさんに聞いたら
調味料売り場に案内してくれました。
商品がわかれば案内しますが
「どこにあるか教えてくれれば勝手に行くからいいよ」
そんなお客さんもいます。でも説明だけのほうが難しくて
説明してる時間で案内したほうが早かったりします。
「OOはどこ?」
はいいんだけど、
「前にOOがここに置いてあったんだけどないかしら?」
ここでうっかり事実を言ってはいけません
「OOはうちでは取り扱ったことはないんですが」
って、言ってしまうと
おじさま、おばさまにしても大概怒ります
「いや、そんなことはない」
「前に確かにここで買ったんだ!」
お客さんは否定されると気分を悪くしちゃう方が多いので
「そうなんですね、今ちょっと取れなくなってしまって・・」
こう言うと大体収まります。
ひとりでメモを片手に買い物している年配のおじさんが聞きに来ると
奥様のメモの商品がわからないことがほとんど。
一緒に探します。
きっと間違うとえらく怒られるんでしょうね。
毎日来てくれるおばあちゃんに
「あれないの?」
惣菜売り場の前で聞かれて
「あれって何でしょうか?」
「聞いてくれたらわかるから」
惣菜の作業場へ
「小さいおばあちゃんのお客さんがいつものって言ってるんですけど・・」
「あー、ちっちゃいおばあちゃんでしょ。アジのフライだよ。今揚げてるからって
伝えてくれる?」
そんな感じの昔なじみのお客さんが何人もいます。
「いらっしゃいませ、おはようございます」
「いらっしゃいませ、ありがとうございます」
を笑顔で出来る限りお客さんには一人一人声をかけるようにしています。
お客さん商売ってそういうもんですよね。
「おはようございます」
あいさつを返してくれる嬉しいお客さんも結構います。
先にあいさつをしてくれる人もいて、ありがとうございますです。
こういうとこは小さいスーパーならではのいいところかも。
近くの大型スーパーの店員さんがひとりひとり挨拶したら、大変なことになりそうですし。
大声出してレジのパートさんを怒鳴りつけて
店長が相手をしたお客さんが
怖かったなあ
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