【ギャグ短編集 】 好きなことで生きていく

佐藤.aka.平成懐古厨おじさん

好きなことで生きていく

ヘロー、ウィーチューブ。


どうも、ドカキンです。


突然なんですけど、今回の動画で、僕はウィーチューバーを卒業しようと思います。


みんな! 今まで、ドカキンチャンネルを見てくれて、ありがとう!


そして、今日は最終回を記念して、僕のウィーチューバーとしての活動を振り返っていきたいと思います。


僕の動画の原点はマインスイーパーで、コンビニでバイトをしながら、毎日深夜にプレイ動画を撮り続けるという、今思えば相当気持ち悪いことをしていました。


そしたら、ある日、一本の動画がいきなり世界中に見られるようになって、秒単位で何十っていうコメントが来る、なんてことは起こるわけなくて、僕は腹いせに、コンビニのバイトを辞めてしまったんだよねー。


そんな僕も、今では30超えたいい歳こいたおっさんなんですけど、「俺の必殺技!」とか叫びながら、毎日7時間くらいカメラの前で、相変わらずマインスイーパーやってるんですよね。


まあ、バイト辞めると、暇で仕方ないんでね。

みんなも、仕事が辛いからって、その場のノリで辞めちゃうと、後で激しく後悔することになるから気をつけるんだぞ〜。


ところで、僕の動画って、面白いことをしても、つまらないことをしても、全く再生されなくて、たまに、小学生のガキが、「クソつまんねえよ、カス」みたいな酷いコメントをしてくるんですよね。


って言っても、再生数が伸びないってことは、結局僕の動画がクソつまらなかった、ってことなんだけどね。


でも、さすがに、「うるせえ、キモイよ。35歳独身ニート。早く死ねばいいのに」って言われた時は、へこみましたよ〜。


まあ、実際、いつまでもクオリティの低い動画投稿して、ロクに仕事もしないニートの僕なんて、ぶっちゃけ社会のゴミなんですけどね。


というわけで、僕には生きている価値が無いと思うので、この動画を撮り終わったら、富士の樹海に行って、自分の人生を終わらせてこようと思います。


この動画が、僕の人生最後の動画、ということになってしまいますね。


これをあなたが見ている時には、僕はもうこの世にはいないでしょう。


「好きなことで生きていく」

そう思っていた時期が、僕にもありました。


それでは、皆さん、さようなら〜。





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