あいす。

 いつものバス停にて――


「モンハンのモンスタ~をイメ~ジしたコ~スイかぁ~……オウガとかどんなニオイすんだろ? ビリビリするかんじかな? レウスとかはもえるよ~なかんじなのかな?」

 イブキがゲ~ム情報にのっていたそんな雑記を読んでいると、


「ねぇ~」


「ん~?」

 月夜が話しかけてきた。


「イブキはさ~アイスを食べれる時はカップ派? コ~ン派?」

 月夜が某アイス屋の冬メニュ~を見ながら訪ねてくる。


「このジキにアイス!? う~ん……イブキさんはカップかなぁ~……ほらイブキさんたべるおそいからとけちゃってコ~ンだとフニャフニャになっちゃうんだよね~。だから、カップとサジでゆっくりとあじわいながら……月夜はどっちなの?」


「ウチ? ウチはコ~ン派だよ。理由は――」


「はいはい。カップはたべられないからでしょ」

 先を予想してそう言うイブキだった。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る