きえたはなし。

 いつものバス停にて――


「7がつの28にちにDQのシンジョ~ホ~かいきんかぁ~。おそらくナンバリングのイレブンのハッピョ~になるみこみだろうっ!?」

 イブキがゲ~ムの最新情報をチェックしながら呟く。


「まだ、ハ~ドはかくにんできずかぁ~……なんになるんだろ? もうインラインよ~そはいらないなぁ~。ひさびさのコンシュ~マ~もいいけど、てがるなケ~タイキもイイよね!」

 読み進めるごとにテンションの盛り上がりを感じさせるイブキを見ながら、


「ん? どったの月夜? イブキさんにアツ~いしせんなんておくちゃって……いっておくケド、イブキさんはオンナのコよりオトコのヒトがスキなんだ……」


「なんの話ししてんのよっ⁉︎」


「イブキさんのミリョクに月夜がキンダンのみちをあゆみはじめたんじゃないの? そ〜いうのスキなんでしょ?」


「――っなワケないでしょ⁉︎ あれは二次元だからセ〜フなのっ! 現実の男子をネタにしても頭の中でならセ〜フなんだモンっ‼︎」


「わ、わかったよ……そんなにコ〜フンしなくても……で、なんでアツ〜いしせんでみてたの?」


「ん? えっと……アンタのせ〜で忘れちゃった」


「そっか」

こうして一つの話題が消え去ったのだった。

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