れ〜のアレはんばいちゅ〜

 いつものバス停にて――


「う〜ん……このガラもイイけど……」

イブキがオシャレ系ニュ〜スで今年流行りそうな水着を探していると、


「あれ? この前気に入りのビキニが見つけたんじゃないの?」

月夜が参考書から目を離して口を挟んでくる。


「そうだけどさ……ほら、もっといいのあるかも……っておもったら」


「わかるけど……それ言い出したらキリがないでしょ?」


「お!」

イブキがなにかを発見して声を上げる。


「みてよ! このまえワダイになったフロントジッパ〜のミズギがハンバイかいしだって‼︎」


「本当だっ!――って、これにするつもりじゃないでしょうね?」


「そんなワケないよっ! こ~いうのはム、ムネのおっきいコじゃないとにあわないし……」

 そんな事をいいながら衣替えで薄着になり見事な膨らみを誇る月夜の胸に視線を向ける。


「月夜、月夜がきなよ! きっとギチギチでジッパ~がしまりきらずにビ~チのシセンどくせんだよっ!!」


「イ、イヤよ!」


「え~! なんでなんで?」


「だってカワイクないモン!」


「あっ! うん、そ~だね」

 いくらセクシ~でもそこは同意するイブキだった。

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