げ〜むこ〜か。
いつものバス停にて――
「おぉ! こ、これは――‼︎」
イブキ(lv99)がネットニュ〜スを閲覧していると、そんな声をあげる。
気になった月夜(lv99)は背後からそっとイブキのスマホ画面を覗きみる。
『ゲ〜ムが人に与える良い効果』
予想通りイブキが好みそ〜なタイトルが映っていた。
来る!
そう直感した瞬間だった!
「月夜、月夜! これみて、これ――」
イブキの高速バシバシ肩叩き!
それを――
右手にスマホをもったまま受け流していく――やがてイブキの速度に慣れてきたのか、スマホを持つ手は止まり、片手のみでイブキの繰り出す平手打ちを流し始める――まるで救世主の力に目覚めたネオがエージェント・スミスの攻撃を流すかのように……(古い)
「こっれみて!」
一際、力と速度を籠めらた一撃を放つイブキ!
しかし――
月夜は無言で半歩距離を詰め、打突が最高位の威力になる前の間合いに入り込むと――
がきぃ!
放つイブキと流す月夜――二人の周囲でチリがモワッと舞い上がる!
そのまま二人互いの出方を伺うかのよ〜に動きを止める――
さきに動いたのは月夜だった⁉︎
攻防に際に長い黒髪が顔に掛かってしまい、月夜はそれを片手で耳に引っ掛け、
「――で、なにイブキ?」
いつもの通りの笑顔で月夜はそう促すのだった。
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