ほ~かご。
いつものバス停――ではなく。既に学校の終わった放課後の最寄りバス停にて。
「うぅ~ん……金曜の放課後ってすっごい開放感~♪」
「ねぇねぇ月夜。ちょっと本屋寄っていこうよ」
二人はDVDレンタルもやってる有名本屋へと――
「じゃ、ウチはテニヌ――じゃなかった月刊誌見てくる」
「イブキさんは新刊チェックしてるね」
入口で別れ。
「ぐふっ! 空間ごと打ち返すとは予想外!」
――――20分経過――――
「テルマエなかなか良かったな~週末Ⅱも見にいこうかな~」
DVDパッケージを見ながら週末の予定を決める月夜さん。
――――さらに30分経過――――
「ちょ――さすがに遅すぎ!」
新刊コーナーをウロウロ、手に取ったり棚に戻したり、悩んだり、なぜかスマホいじったりしていたイブキに業を煮やした月夜がやってくる。
「いや~新刊って割には先月出た本が並んでたり1つ1つチェックするのタイヘンなんだよ~」
「とりあえず持ってないやつだけ購入したら?」
「よし! アマゾンで買おう!」
「えぇ~! せっかく来たのに」
「むふふふふふふふ――店頭で実物を確認して家の本棚をチェックしながらアマゾンに注文するのがプロなんだよ」
「そうなの!?――ってかなんのプロだよ!」
「マック寄ってこ~」
結局なにも買わずに帰るイブキと月夜、金曜放課後のJKの姿でした。
新刊コーナーに先月の置いてあると高確率でダブり買いしてしまいます。アレ、マジやめてほしいわ~。
それはそうと『新刊』を変換すると一番最初が『神官』になるのはやはり私が厨二病だからでしょうか?
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます