1+1+1≒1(本当は三なんです)
三人は王国近衛騎士団の若き兵士。
が、王国はまさに滅びの危機にあっていた。
西からはレイヴン帝国、東からは十字軍が迫っており、もはや王国に勝ち目はなかった。
王と王妃は若き娘の姫だけを逃がすことを決定し、三人の若き騎士に姫の護衛を命じる。
しかし、奮闘空しく騎士三人は敵国の英雄に一突きで貫かれてしまい、姫をかばって死亡した。姫を狙う敵の騎士を道づれにして。
場面は一転し、煉獄へ。未練タラタラの三人は姫を守ったことから天国行きを言い渡されるが、ゴネて門の前で時間を稼ぐ。
そこへ殉職したさっきの騎士もやってきた。
そこへ通りかかった愛の女神が言う。
「その子達応援してたんだから、あんた地獄行きね。他の三人は私の屋敷へいらっしゃい」
「すみません。僕たちはまだ現世でやり残したことが……」
「ズキューン、そうよね。そうよね! お行きなさい。姫を守るのです!
ちょっと、そこのポンコツ騎士、あんたは三人を殺した罰で彼らの武器になりなさい! え、ちょそんな!」
一方姫は、現世で三人の生命力を合わせて、騎士を蘇らせようとしていた。(魔法です)が、ミス。
三人に生命力を分化しそれぞれがギリギリ生きられるようにしたはずが、三人が一つになり、蘇る。
そして何故か敵騎士は自身の宝剣に魂を宿して復活していた。
かくして、三位一体の若い騎士と姫と、しゃべる剣の旅が始まった!
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