5話

2日なんてあっという間で

今日が合コンの日


お昼までいつもどうりゴロゴロすごして

ご飯食べて準備を始める


いいと思うコーデを何個か作って麻里に写真を送る


麻里が選んだのはパステルカラーの花柄のスカートにグレーのシャツ


バックは薄ピンクの肩掛けのキルティングバックにしよう


靴は白の厚底サンダルに決定


麻里の意見で薄い紫のペディキュアを塗る


それからいつもより気合を入れてメイクをして髪を巻く


準備が全て終わったのは15.30

麻里に[終わったよ]とメールをしてテレビを見て時間を潰す


テレビを見てると麻里から[ 早いけど迎えに行くね〜 ]と、来ていた


まだ17時だけど

まぁいっか


ピンポーン


10分くらいしてインターホンが鳴る


テレビを消してバックを持って玄関に行く


ガチャ


ドアを開けるとマジの本気モードの麻里が居た

髪は綺麗に巻いていつも以上に丁寧なメイク


「おまたせ!リカ可愛い!うん!完璧!」


「ありがと」


いつも以上にテンションの高い麻里


「まだ時間あるし駅前のコンビニで時間潰そっか!」


「そだね!」


駅まで歩いて15分


コンビニに着いたのは17.30で50分にはお店の前に行こうと言うことになり50分まで時間を潰す


コンビニで雑誌を読みながら「今日のメンバーそんなにいいの?」と麻里に聞くと


「 当たり前じゃーん!北高だよ!!しかもしかも5人の内の1人はあの安井やすい翔也しょうや!!もーほんとヤバすぎ!」


「安井??誰?」


話に着いてけないって顔でそう聞くと


麻里が固まった


「え?リカあの安井くんを知らないの!?北高1のイケメンでサッカー部のエースだよ!!」


麻里は知ってて当たり前!って感じの顔でそう言うけど、ガチで知らない…


「うん。そんな有名なの?」


「リカそれやばいよ!南高でも知らない人いないよ!」


「マジで…?」


もしかして私って遅れてる…?


まぁ、そこまで男に興味無かったってのもあるけど、麻里の感じだと知らない方がヤバイみたいな言い方


まぁ、そんなすごい人に会えるならワクワクしてきたっ!


「あ、そろそろいこっか!」


麻里がスマホを見ながらルンルンでそう言った


店の前に行くともう優希も朋美もみぃこも来てた


「りかちゃん久しぶり〜」


みぃこが可愛く私に抱きついてくる


あ、いい香りがする


なんか、男子の気持ちわかるわ

これは落ちる


心の中で1人で納得しながらみぃこに「久しぶりだね」と返す


「おまたせ!」


と後ろから声がして振り向く


ドキッ


そこにはイケメン男子が4人立っていた


「あれ?4人??」


優希が不思議そうにそう言うと


すごく優しそうなオーラの可愛い系男子の子が「ごめんね!あと少しで来るからっ」と手のひらを合わせながら言った


え、可愛い


周りを見るとみんなあの可愛さにやられて目がハートになっていた


「 翔也、なに?これ。」


一番背が高いイケメンくんが振り返る


翔也って呼ばれたって事は

あのひとが安井翔也??


みんなかっこよすぎてどれが安井くんかなんて分からなかった


なんて考えながらも

安井くんのことを呼んだ人に目を向ける


そこに立ってたのは


茶髪…!?え、あれピアスじゃない??

北高の制服…って事は、北高生!?

かっこいいけど…え?

北高の校則大丈夫??






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