第10話 現実は

後輩「先輩は部活とかしないんですか?」


男「天文学部に入りたかったんだけど、学校になかった」


後輩「あらら……」


男「ライトノベルとかでよく部活を発足したりするけど、現実ではかなり難しいところがあるよねえ」


後輩「私、中学生の頃は高校では屋上でお昼ご飯とか食べれるものだと期待していたのですけれど」


男「かわいい女の子が空から降ってきたり謎のパワーに目覚めたり、そういうことも皆無だよ」


後輩「それは冷静に考えれば分かりそうなものですけれど……」




男「まあ部活に入ってたら、こうして一緒に登下校できなかったわけだし。結果オーライだね」


後輩「まったくです」

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