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目次
放課後午前3時
いつか生まれ変わったらまた会おう
こんな月のきれいな夜に
こんな街外れの草原で
こんなふざけた僕らのままで
こんな隠し事ばかりの二人で
いつか僕らを構成する原子達が
信じられないような奇跡の果てに
またこんな僕らを創りあげたら
今度こそ素直に笑おう
今度こそ素直に話そう
それ程に価値のある奇跡のために
それ程に価値のある今迄のために
そうまでしないと気づけなかった
この夜のために
擦り切れたカセットテープに残そう
弦の切れたギターに刻もう
時代遅れの8ミリカメラに写そう
遠い、いつかのために
歌にして残そう
言葉にして残そう
表情を残そう
せめて僕らの吐いた
二酸化炭素が出逢えるように
いつか生まれ変わったらまた逢おう
記憶は無くとも変わらずふざけて
今度はきっと、言えるからさ
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