チクショー！クレープ屋って何処だよ！？

さらに目を凝らしていると、看板の電飾がジジジッと、点滅する。

Σアレはもしや！？この駅ビルの商業施設に入っているテナント案内看板だった。

駆け寄って確認すると、その中にそれらしき店の名が見つかった。

店のフロアは、幸か不幸かはまだ判らないが、地下１階だ。。

だが、考えている時間はない。運命に賭けてみるしかなかった。

消防隊員が放水している前にボクは飛び立した。

「何をするッ！」

隊員達の怒号。だが、かまってなどいられやしない。

全身がびしょ濡れになるや否や、ボクは息を吸い込んでビルへ向かって駆け出した。

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