応援コメント

すべてのエピソードへの応援コメント

  • 取扱説明書への応援コメント

    すっかり安心しきった後に最後の会話を聞いてしまいました。自分が滑らかに“私”に同調共鳴していたことに気付き、また物語の外で“私”の知らない答え合わせに器用な余韻で刺されたような気分になれました。アンドロイドの自意識は個人的に惹かれる主題なのですが、扱い方も結末も後味が良いです。
    物語の外に出て尚、もし最期の会話が“私”の見た悪い夢だったなら。もし説明書が自意識制御の箱庭を出られない中で偶然生み出せた“私”自身への伝言だったなら。ケージは開けられるかも。あらいつの間にやら“私”アンドロイドとする見方に捕らわれてしまった。としばらく考えて楽しんでいました。

    # 意図したものであればよいのですが『29-a-s』と『29-a-c』とが混在しております