六つ目 日曜日が試合で潰れます。
今日、私の部活は他校との試合があるのですが、私は出場しません。
なぜなら、弱いからです。
しかし、試合には行きます。
良いですか、出場しないのに、行くのですよ。
おかげで、日曜日は丸潰れですよ。
一日中、応援もろくにせずに、時間を無駄にしていくだけ。
暇、つまらない、眠い、たるい。
空洞のようにぽっかりと空いてしまった時間ー。
無意味に過ぎ去っていく時間ー。
この間にも、同じクラスの奴等は着々と宿題を終わらせて、明日からの一週間のために十分な休息を取っていることだろう。
時間を潰すために、今日も私は小説の事を考えながら、落ち葉を破り続けます。
そうして、出来た落ち葉のクズは風に吹かれて、遠くの植物の肥料になることでしょう。
それとも、誰かの目に入って、人を苦しめるのでしょうか。
は~あ、暇です。
今日は、くだらない暇潰しに付き合ってくれて、ありがとう。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます