第30話 なにゆえ一緒に遊べないのか

釣竿の先にネズミが付いたおもちゃ、通称(個人的な)『ねずねず』。

クロさん チョビさん のお気に入りのおもちゃ。

クロさんと『ねずねず』で遊んでいると、チョビさんが後ろから飛びついてきた。


僕のだ!僕のだ!


『ねずねず』の捕り合い。


う~む ケンカになりそうなので、もうひとつ 


『右ねずねず』クロさん

『左ねずねず』チョビさん


両手を小刻みに振ってみるのだが……。


どうして、片側だけに集中するの?


『右ねずねず』シャー!シャー!ナー!ニャー!

『左ねずねず』ぽつーん……。


『左ねずねず』シャー!シャー!ナー!ニャー!

『右ねずねず』ぽつーん……。


う~ん…難しい同居人である。


  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る