第27話 チョビさん出遅れる

クロさん と チョビさん 同じ部屋にはいない

でも、お互いの姿が見えないと、呼ぶように鳴く

不思議な関係である。


今日は、クロさんがリビングでブラッシング

一足遅れでチョビさんが入ってこようとした。


止まるチョビさんの足…………。

はっ!って顔をしている…ような気がする…。


クロさんは勝ち誇ったように、まとわりつく。

今日はボクの勝ち!

ふふ~んって顔をしている…ような気がする…。


チョビさんの背中が寂しそうで可哀想になった…。

なんで、一緒にいないのだろう。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る