第9話 ソレに入るということは
「
その入れ物を知っている……。
小さいときに、その入れ物に入れられて、車に乗って、
針を刺された、覚えているのである。
ダーッと走って かくれんぼ
だけども いつもの場所に隠れてるから すぐに見つかる かくれんぼ
「
やれやれ だっこで車に乗っけて 移動する
車の中はフリーダム 楽しい楽しい ドライブ
とりあえず 首にヒモつけ 歩かせて なんだか見知らぬトコロへ来たよ
「
隠れる場所が無いから 自分から入ってきたよ 入れ物に
「
今日は 広い公園で 芝生のうえで お昼寝
連れていくのは 病院じゃないんだよ
人のいない 芝生のうえで のそのそ まわりを見回して
今日は 走っていいんだよ 迷子にならなきゃいいんだよ
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます