青いパーカー、僕の背中

気を使いすぎた僕の方に

笑いかける君の無邪気さは

嫌いじゃないよ

でもね苦しいんだ


もう僕は僕ではいられなくて


いつか一緒に歩いた道があって

きっと君は覚えているよね


崩れていく記憶の片隅で

もがいた僕は泡を吐いた


青いパーカー、僕の背中を見つめてる

君は一体何を考えているの?

独りで泣いた

そんな僕に気づかないで


そんなんじゃカッコ悪いじゃないか




心が疲弊した僕の中に

溢れる君への思いは

本物だよ

でもね辛いんだ


もう僕は僕ではいられなくて


いつも一緒に帰った道があって

きっと君はまだそこを通るだろう


抑えられない思いは止まらなくて

諦めた僕は涙を流した


赤い夕陽に、君の横顔

僕は一体何を決意した?

崩してしまったこれまでの関係を嘆いては

誰も恨めずに立ち止まる




夜の長さを知った


口ずさんだちっぽけなフレーズを

僕の心に宿し続けては

泣いていたあの日の

星はまだ空に輝いている




青いパーカー、僕の背中を見つめてる

君が一体何を考えていても

変わらない思い小さな勇気を伝えったって


きっと罰は当たらないよね


「こんな僕でごめんね」

って呟いた


君は振り向いて笑いかける

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