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目次
血の色は今日も赤
血の色は赤すぎる
口紅にも使うのだろうか
回る死体が吐血するメリゴーランドの夜
三色ボールペンのように
自分の血管が
カラフルになったら
殺人が少しお洒落になり
明るくなるだろう
今日の血の色も赤
なぜ、赤だと定めたのかは
私にもわからない
血の色が十人十色であるのなら
死体の山も芸術になるのかもしれない
なんでだろう
できれば私の血だけはピンクにしてくれ
リストカットで美しくこの世を去りたい
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