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Accident and Happening
「オイッ！ 開けろぉ！！」
俺はドアを叩いた
どこからかく語るべきか
ホテルの廊下で一秒も
待つことなどできない
ミスタービーンの喜劇コントじゃあるまいし
だが彼女は俺をこの場所に留まらせ続けている
「愚かなる色男さんにはお仕置きよ！」
彼女は笑うのだ
俺は部屋に戻ることが出来ない
鍵を開けてくれないと
俺はただこの状況に混乱するだけ
今や俺は彼女の被害者となった
俺は顔から火が出るほど恥ずかしいんだ
だが彼女はこの状況を楽しんでいる
何故なら俺には自分がしたことはわかっているから……
世界にはそりゃ裸族がいる
ただ原始人のように狩りをして
生まれたままの姿で笑っている
だが彼女は俺に恥辱と屈辱を与えたまま楽しんでいる
もしこの光景を目撃した人々がいたら腹を抱えて爆笑するに違いない
君の心は決まっているのか 口は閉ざされたまま
「女に酷いことをするな！」という忠告があったが、俺がすることと言えば
可愛い女には手当たり次第ナンパし罪の意識はまるで無い
それは言葉の数々、俺が普段使わない言葉の数々
それが俺をひどく震え上がらせる
出会うべき素敵な女はたくさんいる
とても沢山の女、男たちが涎を垂れ流すほど
きっと冷酷な人々は俺を動画に撮ってお気に入りに加え
ユーチューブでアップし俺を嘲笑う下衆（ゲス）な人間だ
俺がちゃんとこの世を去るまで死神のように微笑んでいる
一瞬だけ俺は斧でこのドアをかち割ってニヤリと笑って
彼女を殺したい衝動にかられた
何故なら俺には
自分がしたことは
わかっているから……
ごめんなさい
「このプレー、どう？」
「すてきです」
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