第148話自閉症の名前を、先入観執着症候群と定義する必要性。  #戦争 #平和 #心理学 #哲学 

自閉症の名前を、先入観執着症候群と定義する必要性。


自閉症と言うと、大半の人が、何の症状のことを言っているのかさっぱりわからない、と言う考えに入ってしまう。


自閉症と言われる症状は、つまりなにがしかの先入観、もしくは思い込みに完全にとらわれてしまい、それ以外の選択肢や考え方をとることができない、思考の1方向性しか持てなくなる、思考の狭窄性と言うべきものである。


1つの考え方や1つの方法にこだわってしまい、それ以外の考え方や方法を選択することができないと言う人間がたまにいて、これがひどくなると通常の生活を送れないほどの障害となってしまう。


これを心理学の世界で、自閉症と名付けているが、いまいち理解するには難しい言葉となっている。


そこで筆者は、わかりやすくするために、先入観執着症候群と言う名前で説明するとわかりやすいのではないかと考えている。


人は誰しも様々な出来事に対し、先入観や推測や予測を持ち、それらを事実と照らし合わせて精査して考え、最適な回答や選択を得て、変化してより良い結果を得ようとするものだが、自閉症の人々はこの、考え直し、選び直す、と言う作業が難しいのだ。


そこで、先入観執着症候群と言う言い方にすれば、かなりこの症状の理解度が進むだろう。


一度先入観を持ってしまうと、それ以外の考え方を持ち、訂正すると言う作業ができない人がたまにいて、ひどい人になるとこのような症状が進み、生活に支障をきたしたり、他人との関係性が困難になるのだ。


そこでこの用語を提案する。

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