第136話 左派側の人たちの勘違い、共産主義は弱者救済にあらず。分配主義幻想の終焉。#政治 #共産主義 #戦争 #平和 #心理学 #哲学 

左派側の人たちの勘違い、共産主義は弱者救済にあらず。分配主義幻想の終焉。#政治 #共産主義 #戦争 #平和 #心理学 #哲学 



共産主義=生産物集中分配主義=社会的に強いものから弱い者に物資を譲り渡すことで弱者救済になると言う勘違い。


実際には現実としてこうなる。



共産主義=生産物集中分配主義=政治家官僚、政党が人々の作り出す生産物を一手に集めてしまうため絶対権力者になり、誰も逆らえなくなる。

そして社会が生産物を集めて分配する側と分配される側に2極化して、政治家官僚、政党と、一般国民と言う2つの階層に分かれ階級社会になる。そして分配を主張する特権階級化した政治家官僚、政党は生産物を効率よく分配すると言う名目のもとに人々の不平不満を抑圧しその結果人々は政治家や官僚制度に逆らえなくなり、ファシズムに至る。


権力側は秩序維持の名目のもとに、人々の自由な考えや発言を抑圧し始め、その為に警察力や軍隊を使って人々の弾圧を始める。

したがって人々の欲求不満が恒常的に高まり続け、騒乱が頻発するようになるため、権力側がますます弾圧を強めるために、騒乱が日常化して取り返しがつかなくなる。


様々な生産物を人々に効率よく分配するために、一般国民が、不平不満を言わず、政治家や政党官僚の行うことに逆らわないようにしようとして、警察力や軍隊を行使し、人々を弾圧する。



特権階級化した政治家や官僚、政党の要人たちは社会上の自らの特権性を子供たちに世襲しようとするため、社会階級が固定化し、結果として封建主義とファシズムに逆戻りして、共産主義が当初理想とした人々の平等主義と弱者救済はむしろ悪化する。


そして特権階級化した人々は、自らの特権性と優位性を守ろうと暴力に依存するようになるため、暴力主義になる。必然的に、共産主義は暴力主義に至るプロセスそのもの。


いわゆる左派の人たちは、平等社会の実現と貧富の格差の是正、階級社会の平等化を目指して共産主義を志向するわけだが、実際にそれらを行うとむしろ問題が悪化する。


左派の人々はそろそろ共産主義国家や封建主義国家を支援することをやめないと、むしろ自分たちが最初に掲げていた理想を悪化させることになると言う矛盾に気づくべき。これがいわゆる左派の人々に見られる自己矛盾の症状。


分配主義幻想の終焉。


共産主義とは、政治家官僚、政党を特権階級化する仕組みの人間の集団化の方法論。

その現実的性能については理解しておくことが重要。

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