第123話 暴力主義者の暴力の自己正当化の屁理屈に騙されないこと。 #戦争 #読書好きと繋がりたい #心理学 #コラム #平和 #心理学 #哲学

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国家主義民族主義差別主義等はその中心に常に暴力主義者が存在している。

暴力主義者は様々な理由を作って他人に暴力を振るうが、彼らの主張のほとんどは、要は暴力によって他人よりも自分及び自分たちが比較優位に立つと言うことを主目的にしており、その暴力の正当化のために歴史や民族や国家主義などの別の理由を持ってきているに過ぎない。


彼らは理由があるから暴力をふるっているのではなく、自分たちの優位性を暴力によって確定したいがために、他の理由をあげているだけなのだ。


このような暴力主義者のでっち上げの理由に惑わされることなく、そもそも暴力主義者は他人に暴力をふるいそれによって自分に有利な状況を作ろうとしているのだと言う所を見ておく必要がある。


善人は理由があるから人が暴力を振るうのだと考えがちであり、そのために暴力を振るう人の理由を妥協できれば暴力を止めるはずだと考えがちなのだが、暴力主義者にとっては理由などはどうでもよく、要は暴力をふるって自分自身のエゴイズム的優位性を確実にしようとしているだけなのだ。彼らの言う様々な理由はとってつけた屁理屈に過ぎない。 


差別主義者の言う国家や民族や人種を中心とする排外主義は、つまるところある集団から別の集団に属する集団区分の人を排除しようと言う他者排除型の論理であり、そのために暴力を必要とするので暴力をふるっているのだが、それも結局は暴力を振るうことによって自分自身を有利にするために国家や民族や人種という集団区分を理由にしている過ぎない。


このような暴力主義者の屁理屈に騙されてトラウマに苦しみ自己像を傷つけられ自己認識において自己否定感情を自己の思考の構造に組み込まれることによって被差別感情が常態化すると言う構造は、そもそも加害者側の暴力主義者の理由に対する認識の誤解から生じている。

これら暴力主義者の人々は理由があるから暴力をふるっている、したがってその理由である国家民族肌の色などの違いが問題なのだと言う刷り込みを被害者の側がさせられるので、被害者側はその理由によって暴力を振るわれたと思い込み、刷り込み感情から苦しむことになる。


例えば肌の色で差別されたことがある人が、自分自身の肌の色に悩むと言うことがある。これも要は理由をでっち上げて他人を非難することで自分自身の比較優位性を確認して喜んでいると言ういじめの構造があるだけで、肌の色が違うと言う事はそもそも理由にならないし根拠にもならないでっち上げの理由に過ぎないのだが、被害者側は、自分がいじめられるのは肌の色が違うからだと勘違いして、自分の肌の色に対して絶望し心理的外傷を背負うと言う問題を持ってしまう。

人によっては、自分の肌の色を別の色に変えようと、漂白剤を自分の肌につけようとすると言う人までいると言う話もある。

これの全体が心理的錯覚による理由の取り違いから生じる心理的問題な問題となってしまう。


ところが加害者の暴力主義者は、そもそも暴力を振るうために理由をでっちあげているだけに過ぎないので、理由などはどうでもいいのだ。

被害者の側が思うほど加害者は彼らの暴力主義や差別主義国家民族の違いなどは気にしていない。


この加害者側と被害者側の情報の非対称性及び重要性の認識の違いが、その違いによる心的外傷の違いや被害者側の心的外傷ストレス症候群としての差別に苦しむと言う構造を生み出してしまう。

被害者の側の人々は、そもそも暴力主義者の人たちは暴力の理由をとってつけた屁理屈ででっちあげているに過ぎないだけだと見ることによって、これらの理由、国家民族肌の色などの違いによる差別と言うものはそもそも理由が空洞化している、暴力主義者の屁理屈だと理解することで、これらの心的外傷後ストレス症候群に悩まなくて済むようになる。

暴力主義者の暴力とは自分自身のエゴイズムのために暴力をふるって比較優位性を持とうとしているだけであって、その自己正当化の理由は屁理屈に過ぎない。

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