夢は夢でしかない(-0.6 kg)

「また深夜まで起きてたので帰宅したらすぐ寝てしまうかもしれないが、そうならないようにちゃんと活動して、22時半くらいに寝たい」というようなことを昨日書いた。現実はというと、帰宅時間が22時半だった。


 どうやって痩せろと……?


 仕方ないから風呂入って寝よ、と思って風呂を溜める。そんで、自宅警備員・明四津日乃出の誕生日でお馴染み5月18日にちょっと入金したい先がある。入金先がゆうちょ銀行なので、自分のゆうちょ銀行からオンラインで送ると手数料無料だが、ゆうちょ銀行は小銭入れらんなくなったので(入れられなくはないが、手数料が取られちゃう)、最近全然使ってない。多分ちょっと足りん気がする。なので、いくらか他の銀行で金を下ろしてこっちに入れるみたいな無駄な作業をしなきゃなと思う。


 ところがなんだけど、今日日、キャッシュカードを使う機会がまあ無いじゃあないですか。全部どこ行ったかわかんなくて。1箇所に保存しろよって話なんだが、あのー、してるつもりなんだよ。こっちは。「ここにあるだろうな〜」って思ってる場所に一個もないの。ただAPAホテルの会員カードとICOCAだけがあった。アレーーつって。


 で、思い出したのが、まずゆうちょってキャッシュカード要らないんだよね。通帳だけで入金も出金もできる。だから、キャッシュカードがないのはさておいて(さておいて大丈夫ですか?)、通帳さえあれば入金は可能なはずだ。よしよし。そんで、たしかUFJ銀行が、スーパー普通預金みたいなやつで、ネットバンキングで他行宛振り込みが何回か無料になってるはずである。それを使えば……って、アレ? じゃあ別にUFJから振り込みたいゆうちょ口座に直で送れば良いのでは??


 ということでそれをやって、全てが解決した。溜まった風呂に入って、日付が変わる間には寝た。ところで皆さんお気づきですか。「キャッシュカードがどこにもない問題」が何一つ解決してないことに。



 いや流石に家の中のどっかにはある!!!!!!! すいません急に大声で。ちょっと不安があって。吹き飛ばそうと思って。家から持ち出してはないはずだから。これホント。信じて。ところで道警のサイトを見ると、落とし物一覧みたいなのが見れて、ほんでこれ見ると「所持禁止物品」というカテゴリがある。そんなものwwwwあるわけwwwwwwって思ったら結構ある。「ライフル実包」または「散弾実包」だ。怖いんだけど。そんなもん落とすな。


 まあとにかく、どっかにはあるはずなんです。本当なんです。僕の目を見てください。これが嘘つきの目に見えますか。


 5月18日 8時48分

 体重:102.40 kg, 体脂肪率:33.90 %, 筋肉量:64.20 kg, 体内年齢:51歳


 まあ……。もうちょい早く帰って来て運動してたら101 kg台だったかもな。今日は早く帰ろうと思います。俺ならできる。


 ところで昨晩はちょっと早く寝たせいか、一回フッと2時頃に目が覚めた。で、わりと鮮明な夢を見ていて、その夢の中では俺は多分小学生だったと思う。小樽市の長橋という……区? 町? にはなんか相当な斜面があって、その斜面の途中に祖母の家がある。森町に住んでいた頃、夏休みなどの長期休みにはこの祖母の家に遊びに行って、夏休みの終わり際に森町に帰るみたいな、父親のプチ単身赴任みたいなことをしていた。

 祖母の家から坂を下っていくと、ちょっとした空き地がある。その空き地の角を曲がると、また斜面が続いてて、で、斜面の終わりには、寺とそれに隣接した幼稚園がある。その幼稚園の角を出ると、まあまあ車通りのある道に出て、その道を渡ったらバス停がある。このバスに乗ると小樽駅前の方まで出られるので、バスを待って、「あまとう」という店でクリームあんみつを食う。

 この坂道を下りながら、母が思い出したかのように言った。


「貢、今日は晴れてるよね」

「そうだね」

「こういうのって、なんていう?」

「え?」

「晴れてることをさあ、『天気』って言わない?」

 そう言われて、なんかちょっとポカーンとしたのを覚えている。

 天気というのは、(当時その言葉を知っていたかどうかわからないが)天候そのもののことを指す言葉である。だから、「天気」って言うのは晴れや雨や曇りや雪を内包する言葉であって、「天気」自体に晴れという意味はないんじゃあないかと思う。晴れの場合は、「いい天気」というのではなかろうか。

 みたいなことを思って、「ええー、言わないよ」みたいなことを答えたんだと思う。そしたら、

「でも、『明日天気になあれ』って言うでしょ」

 と言われる。またちょっとポカーンとする。


 確かにそれは言う。で、靴をすっ飛ばして、表だったら晴れで、裏だったら雨だ(考えてみると本当に晴れて欲しい時にやるにしちゃあ、分が悪い賭けなような気がする)。それは良いのだが、基本的にこの時、「天気に……なれーッ!」っていうのは、「晴れろ」という意味である。天気というのがあくまでカテゴリ名だとしたら、「天気になれ」とは言わない。確かにね。ってことは、「天気」というのは、確かに「晴れ」を意味するのかもしれない。


 「ほんとだね」みたいなことを答えたと思う。


 そしたら、「でしょー!?」と言って、我が意を得たりと、母自身が小学校に通っていた時に、日記かなんかに「今日は天気でした」と書いたら、教師に「そんな言い方はしない」と指摘され、いやでも「明日天気になあれって言いますが!?!?」って思った、という話を滔々とする。


 その話になんかオチとか教訓があったかとかは全く覚えていないが、確かにアレはいつかの夏休み、っていうか多分小学校1年生の夏休みだ。というのは、小学校2年生から千歳に引っ越して、千歳からならまあそれなり小樽が近いんで、この時は祖母の家に親父も一緒に来ていたはずで、親父が一緒に来ているんだったらわざわざバスに乗らずに父の車で駅の方まで出たはずだからだ。弟二人を祖母に預けて、俺とだけバスに乗ってあんみつ食いに行こうみたいになってたのは、多分時期的には小1の時だったと思う。で、夢見て思い出したが、確かに突然この話をされたのは現実にあった話だ。今の今まで忘れていたが、絶対この話は聞いた覚えがある。


 このように、小1の夏休みの母の謎の主張を鮮明に思い出す夢を見て、丑三つ時に目覚めるわけですよ。こらなんかあったなって思うじゃあないですか。でも、今のところなんら連絡とかないので、多分、何事も無かったんだと思うんですよね。そっ……すか……。


 井上円了でしたっけ? 家族とか死ぬ夢見るたびに記録して、全然死なないじゃんねって話をしたの(家族が死ぬ夢を見て家族が死ななかった場合は記憶や記録に残らないが、家族が死ぬ夢を見て本当に死んだら記憶に残るし記録されることも多いので、そういうなんか生存バイアス……の逆か? 死亡バイアスみたいなものが働いた結果が「虫の知らせ」として知られるものである、みたいな話があったと思う)(ただ、そんなそんな家族が死ぬ夢なんて見ないので、井上円了は井上円了でバグってる気はする)。夢は夢でしかないみたいですね。ま、痩せる夢は今のところ見たこと無いです。

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