純粋脂肪批判

今日の豆知識「ちょっと小さい服を買おう」は完全なる真

　リングフィットアドベンチャーは毎日一個ちょっとしたtipsを教えてくれるのだが、その中に「ちょっと小さい服を買おう、目標になりますよ」的なやつがある。でこれは見た時「おいおいおい、ついに言うこと無くなったか〜？」と思った。だってそのtipsなんだよって思いません？　現在の流行は断捨離、ミニマリズムですよ。俺は断捨離なんてよく知らないし実現は全くしてないが、そんな俺でも断捨離経典の序章には必ず「1年着てない服は一生着ないから捨てろ」と書いてることくらいは知ってる。皆さんもなんか聞いたことあるでしょ。そんくらい、服というのは捨てるべきものなわけ。まして着られない服を買うなんて、ミニマリスト界の海原雄山に聞かれようものなら、家を更地にされて「これが真のミニマリズムだ、さあ召し上がれ」と言われても文句は言えないし、裁判を起こしても敗訴確定くらいの悪行である。

　でまあだから「ニンテンドーもたまにこういうマヌケなこと言うんだな〜かわいいとこあんじゃん」くらいで呑気してたが、これがめちゃめちゃ紛うことなき真理であった。というのは昨日、さすがに暑くて、去年の夏に来ていた半そでのYシャツを着た。そしたらまあそのピッチピチでね。ピッチピチだなーと思ったが、背に腹は代えられぬって言うし、別にそのなんか罪に問われるような衣服を着てたらそら問題だが、全然有罪というほどではない。なので、「恥」と「暑さ」を比べてみて、まあいいか～と思ってそのピッチピチの、だからいわゆる「ちょっと小さい服」を着て家を出たわけだ。

　そしたらまーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー言われるの。「太りました？」「ぴちぴちすぎません？」「なんか大きくなりましたね」「それボタン苦しくないですか？」

　あのだから現象というか、実在というか、形而下では別に変ってねんだよ俺の肉体は。なんなら精神も別に変ってねえよ。ところがそれを覆うものがちょっと変わるとすっげえ言われんのな。びっくりしたぜ。これと別のものを「同じ」というとまたちょっとそれはそれで問題になると思うので名指しはしないが、ちょっと分かったな。「うるせえな」って思うその気持ちは。だってすげえ言われるんだもん。2回目から既に飽きてるからね、こっちは。

　ただまあだから「痩せよう」という気持ちにはちょっと貢献するよね。ポジティブというよりはネガティブよりな動機付けな気がするが。だからそういう意味で、やはりニンテンドーは正しい。「痩せるためにちょっと小さい服を買いましょう」は真理。認定します。【真理認定委員会】の名において認定する。

　2020年07月15日 09時48分の測定結果

　体重:101.30kg

　体脂肪率:32.10%

　筋肉量:65.30kg

　体内年齢:47歳

　週末までには100 kg台を目指したい。今日はもう「麻婆餃子丼」というシナジーが0の丼を食ってしまったが、まだ取り返しはつく。そう信じている。