純粋脂肪批判

フィットボクシングに浮気してみたものの

　昨日も書いたが、リングフィットアドベンチャーはああ見えて結構優しいやつなんです。強引に見えて（難しいコースがあるが）、実はやさしい（いろいろな部位を適度に鍛えてくれる）。ちゃんとこっちのことを気遣ってくれてね。そんでたまにサプライズもやってくれるしさ（コースの構成上、「効く」感じを得やすくなっている）。体の相性もだんだん良くなってきた（汗をかくようになった）。だからまあ、パートナーとしては申し分ないといえる。

　ただね。痩せねンだよね。そして恐らくだが、次のプレイでまたドラゴと戦わされる。それでちょっと浮気心が芽生えた。１０日までセールだというのもあって、フィットボクシングの体験版をやってみた。

　リングフィットアドベンチャーとの目を引く違いとして、インストラクターに人格がある。いやミブリさんにも人格があるのかもしれないが。どうも製品版ではインストラクターをセレクトできるようになるらしい。あとインストラクターの外見を指定できるようになるらしい（聞きようによってはとんでもないディストピアだ）。

　でまあ、その人格を持つインストラクターに導かれて、とりあえずジャブとフックのコースをやるんだけどね。これがねえ、まず結構「リズムに合わせる」というのが難しい。そして思いのほか「JUST」判定が厳しい。結構むずいやんけ、と思いながら一日目の体験コースをやり終える。１０分のコースしか選べないし、１０分のコースの1/5 くらいは説明なので、なんだこんなもんか～という感じ。消費カロリーも16 kcalだし。そして何より、体を右斜めに傾けて、前後に体をゆすりながらプレイするのだが、これをやっていると、太腿の筋肉、いわゆる大腿四頭筋に痛みが走る。つまり、これまでやらされてきたスクワットだのモモアゲアゲだののトレーニングが、離れているのに訴えかけてくるのである。『おいピータン！』　にもこんなエピソードありましたよね。冴えない彼氏の留守の間に、イケメンを家に連れ込んだら、すげー家のものを褒められるんだけど、その褒めているものは全て彼氏が持ち込んだものだったという……。なんかそれに近いものを感じたよね。

　まあだから浮気とか不倫とかを正当化するわけではないが、そういうことも実は真にパートナーの魅力を理解する上では重要なのかなという。そんな気もちょっとしたなという話です。ボックスフィットは３日分だけ体験できるらしいので、まあちょっとだけやって、そんでドラゴと戦って今日は寝ようかなと思います。

　2020年05月08日 06時15分の測定結果

体重:102.30kg

体脂肪率:33.90%

筋肉量:64.10kg

体内年齢:50歳

　はー。つらい。