何度も夢の話をする
なんかツイッターには上がってなかったのですが、100.7 kgです。また500 g増えた……ウォォ
最近は鶏肉とスパゲッティとコメとばっか食ってる(ラクで買い置きがしやすい)のだが、まあこの「スパゲッティとコメ」のところが良くなかろうと思って昨日はとりあえず鶏肉と屑野菜のスープみたいな感じにして飲んで寝た。夜はちょっと少なめにするのがいいよねとは思っている。で、ここからの話がちょっと万人に「分かる~」とはならないかもしれないなーとは思うが、俺にとっては結構鮮烈な体験だったので書くだけ書いておく。
常に人生には〆切と言うやつがそばにいる。これは大変に鬱陶しいのだが、一方で、〆切がない、あるいは三日以上後って状態になると、まともな活動ができなくなる。ので、まあなんていうか必要悪と言うかね。公営賭博みたいなものですよ。
でこの「〆切を抱えながら生きている」という状態では、頭の片隅に常に「X日まで、Y時までにやること」がチラついている状態にある。このことはパフォーマンスを著しく下げるが、まあもっかい言うけど「ない」場合はそもそも活動をしなくなるだけなので、低くなってもチラつかせておくしかない。つうか、厳密に〆切がない状態でのびのび活動することってほとんどないので、俺自身の「真のパフォーマンス」というのは不明であり、だから「著しく下げる」は主観的にそう思うだけで、実際はどうか分からないところではあるのだが。
とにかくそういうわけで、常に何かがチラついている人生だということだが、「たまに」よりはしばしば、「いつも」よりはまれに、そのくらいの頻度で、「あああああ完ッ全に忘れてた」ということが生じる。そんで、「完ッ全に忘れ」るこというのはどういう場合に生じるか? というと、一つは「申し込み制」のことで、例えば年金の二年前納なんかはこのあたりに位置する。年金を1年分前払いするのは年金の支払い通知書が届いたタイミングで出来るが、二年前納はなんか2月末くらいに申し込まないとできない。4月に支払い通知書が届いて「あーーーーーそうだそうだ二年前納は申し込まないとできなかったんでしたーーーぁ⤴」って悲しい気持ちになる。ちなみに今年は奇跡的に二月末に申し込んだのよ。そしたらこういう事態じゃんか。二年分払ってる場合か??? まあでも申し込めたのも、北海道感染増えてきた時期で、引きこもりかけていたからではあるので、行ってこいかな。行ってこいではないか。とにかくそういう感じのことであるが、これはまあ、別にいいんですよ。言ったら俺が損するだけだからな。
問題は「誰も俺が忘れていることを指摘してくれていない」という場合で、まあそれなりに俺に馴染んでいる・俺のことを許容している人たち/職場は、一定期間所属しているとかなり早い段階からリマインドを送ってくるようになるんですよ。occasionallyくらいの頻度でミスるから。でまあ、それはだからご協力ありがとうございます、恩情にBIG感謝って感じだけれども、問題はまだ全然馴染んでない人や組織で、これはどうなるかというと、単純に「あいつと関わると損するな」と判断して俺のことを見限るわけ。まあその、わがことながらめちゃくちゃ妥当な判断だと思いますよ。そして当たり前だがこっちの方が頻度が高いよ。お人よしにつけこむことで生きているのが俺だ。
それはまあだからしょうがないことなんだけど、こういう時にこそ「完ッ全に忘れてた」が発生するわけで、その思い出した時はかなり強く、「うわあああ! やってしまったー!!!」って思うわけ。あのー、これはだから俺が損するだけじゃあなくて、関わった人まで損させているじゃあないですか。悪いなと思って。一応悪いなと思うくらいの人間性はあるのよ。ほんとだよ。悪いなと思ったことを反省し、次に二度と同様のことを起こさないようにしようというまでの人間性はない。
まさにこの感じの感覚が芽生えて昨日の深夜2時半頃俺は跳ね起きた。「ああーーやってしまった!!!」って思って起きて、直後に「ハア?」と思った。なぜかと言うと、なんだかよくわからんかったからだ。その、「やらかした!!」という感覚が身体に及ぼした影響(心拍の増加・冷や汗かいてたかも・体をガバって起こす etc.)が、「やらかした」と今感じていることの原因とあまりに乖離していたというか。何を「やってしまった!!!!」かというと、正月にミスタードーナッツ福箱買ったらついて来た、6個以上ドーナッツをテイクアウトで買ったら1個ドーナッツついてくるクーポン、月に1枚だけ使えます ってやつの3月分(と4月分)を使ってないってことに対してだったからである。
飛び起きるほどの……ことか……?? って皆さん思うと思うが、あのー、俺が一番思っていますからね。悲しいから泣くのではない、泣くから悲しいのだ、って有名なやつがあるが、なんかそんな感じというか。驚いたから飛び起きるのではない、飛び起きたから驚くのだ。むしろ特段驚いていないのに飛び起き、なんで飛び起きた? と訝しんでいるのだ。
床についた時間と「驚いた」時間との間の乖離も含めて判断すると、たぶんこれは「夢で驚いた」んだと思うんですね。こいつ夢の話しかしねえな。ただその、起きた瞬間はなんていうかなあ、寝た認識が無かった。布団に入って、「ふー寝よ寝よ」って思って、ぼんやりと色々なことを考えている中で、ふっと「ミスドのクーポン」のことが浮かんで、ウワアーやらかした!!! ガバッ!! のつもりでいたが、たぶんこの「ミスドのクーポン」部分は実は夢だったんですよ。じゃなきゃあこんなにびっくりしねえもん。まあもしかするとジャーキングのすごいやつに無理やり「ミスドのクーポン」という意味を後付けで付与したのかもしれないが。
でまあ、寝惚けながら色々考えて、結論としては「そうか、腹が減っていたんだな」ということに落ち着いたんだけどね、なんというかなあ、この時の「夢で驚いた」感じがさ、全然別人の発想ではないんだよ。そらそうだ、俺の夢だもんな。
いやだからその、またこの話かよ、いい加減にしろよと思うが、たとえばだから夢で人をぶっ殺すとかやったことはない……か覚えてないが、そういう夢が発生したとして、それはつまり「自分」なんですかね。そうだろ。他に誰なんだ。というのは尤もで、じゃあ自分の抑圧した部分かなんかにそれがある。まあなんか通らない解釈ではない気がするが、さりとて実際にじゃあ普段「ぶっ殺す」みたいなことを思って暮らしているのか? というと別にそこまででもない、と、思う。多分。多分というのはつまり「フロイト的無意識の存在を認めるか?」って問題で、これを一切認めない場合は、まったく思ってない。「実は思っているんですよ~」がアリなのは正直ずるくないか? って思う時もあって、そのワンケースがこれですよね。タバコ吸う夢は、まあなんか、物質の問題でもあるから、「実は思っているんですよ~」はちょっと分かる。そうなのかあ~という気もしないでもない。「ミスドのクーポン大驚愕」は……分からないよそれは……。
でもじゃあそれが「まったく自分とは無関係」ってなると、じゃあなんで夢に見るんだって言うことにもなるよねえ。そうなるとこんだ「胡蝶の夢」説というか「君の名は。」説というか、無関係のミスドのクーポンに極めて強い執着を持つ人物と入れ替わる/重畳していて、……は考えにくいもんなあ。でもそれくらいなんていうか、「自分に無い感覚で驚くことに対する驚き」が発生したんだよってことです。わかんねえけど、これなんらかの精神疾患の初期症状だったら嫌だな。
今日はマイナンバーカードのロックを解除しに行くか~と思って外でたら雪だったし、区役所行ったらまあまあ混んでて、しかも入り口にクソデカ文字のチラシで「10万円をもらうのにマイナンバーはいりません!!!!!!!!!!」って書いてあって、違うんだよォ~~って思いながらロックを解除した。俺は3種類パスワード/ナンバーがあると思っていたが、本当は4種類だったので、遅かれ早かれだったなと思っている。解除(新規登録)できてよかった。大事な数字、忘れちゃダメな数字、忘れたくなかった数字! 何? 何? パスコードは何? 君の名前は?
うーんめーだとーかみらーいとかー(終)
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