デブに時間を与えてはいけない

 こんにちは。なんかいちご大福専門店ができてて、さっすがにさあ、いきなりいちご大福買って食べました、うまぺろみたいなのはどうかなって思ったのと、そのあとまだ歩く予定があったので買わずに済ませたが、時間の問題だと思う。もう何人か遊びに行ける知人の家をリストアップしている。なぜならおもたせとして食えるだろうからだ。出してこなかったら絶縁。


 黙って家で食えよって感じもあるが、そこは最後の矜持っていうかね。


 昨日は排雪を休んで、なんだろう、えーっと、打ち合わせというか顔合わせというか、そういう会に出た。それはいいんだけど、やっぱ「今日は仕事(夜勤)がない」っていうの、めちゃくちゃ精神に影響するなって思った。


 例年、今時期はちょっと事務作業というか、まあ比較的単純作業を延々繰り返すような仕事をやっている時期で、まだちょっと残っているのだけど、いつもほどギャースカ言わずに済んでいる。というのは、何しろ朝6:30に帰ってきて、夜18:00には家を出るわけで、睡眠時間6時間とポケモンGO2時間を差し引くとなんぼも時間が残らない。つまりある意味常に〆切直前みたいな状態になり、こうなるとまあ、やるしかねえなってなって出来るわけである。ある意味で排雪作業の一番の効能そこかもしんない。


 ところが休みになってご覧なさい。元々の計画では、昨日の朝帰宅したのち、まずは洗濯機を回そうと思っていた。そいで、昼前までは寝るとしても、起きたら少し書き物を進める。札駅でレイドパスを使いきり、会合

向かおうとそう思ってたが、帰宅したら「まあちょっとだけ! 少しまずゴロゴロしてから!」と誰にともなく言い訳をしてそのまんま寝てしまい、昼前に起きこそしたものの、「まあ夜がね! 今日は夜があるから!!」つって、ギリギリまでだらけた挙句、新さっぽろなんか複雑化してるので迷ってしまい、送迎バスに乗れなくて無駄にタクる。打ち合わせの後、サラッと飲みに行ってしまい、飲む。で、久々の酒なので二杯くらいでだいぶいい感じになってしまい、帰って寝る。


 なにもせず飯を食ってばかりではないか!


2019年02月21日 05時58分の測定結果

体重:90.60kg

体脂肪率:27.10%

筋肉量:62.65kg

体内年齢:40歳


 しゃあないすな。分かってた。


 ただね。ただよ。俺ばっかが百悪いわけではないというのは、俺もあなたも多分そう、ということはおそらく人間という種全体の問題であり(数学的帰納法による)、この一点だけで全知全能の神が人間を作ったとかいうのは大嘘ということが分かるが、人間というのは、息を吸って吐くように差別的な対応をするものなのである。差別抜きで振る舞うということには多大な努力が要求される。どうしてこういう作りになってるんだろうな、というのはまあ、人間がクソ馬鹿だからなのだろうけど。これは比喩でなく、ただ口が悪いだけで真実だと思う。要するに、差別的に取り扱わないようにするには我々のリソースは不足しすぎているということだ。


 で、その愚かな人類が集まってね、立食の会をやるわけ。どうなると思う? みんな「デブは食うだろ」って思うわけである。こっちゃあ、チーズと生ハムと玉ねぎとか、果物とか、そういうのでお茶を濁そうとしてんのに、バリバリ揚げ物とかをご用意いただいた上に、最終的には余ったものの折詰を三パック渡され、「もっといります?」と尋ねられる。


 分かってんですよ。これは善意である。アイツは食いそうだな〜と思う人々の自然な気持ちである。そんでまあ俺も食うしね。折詰も持って帰ってますけども、しかし、例えば、なんだろなぁ、出てこないけど、外見で人を判断してはいけないというのが近世のトレンドなんじゃあないですか? まあそれを突き詰めると老人に席を譲るのとかが困難になってくるので、程よいところでバランスしないといけないわけだが、しかし、善意であれば何しても良いというものではないのよ。それは外見による差別やろがい!


 そこまで強くは思ってないが、まあその、だから、半分くらいは人々の善意を吸収したことによる体重増であり、バファリンみたいなもんだと思っていただければ。

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