06 後書きという名の研究レポート



 物語には関係ない話をします。

 せっかくの雰囲気を壊したくないという方は時間をおいてからか、または永久回避か、お願いします。

 本当に永遠にこなかったら、悲しい。


 普段とは違うやり方で物語を考えてみました。

 詩から物語を作る。

 その研究レポートです。

 この研究が小説づくりに生きたらいいです。


 やってみて、思うのは章ごとの盛り上がりや、見せ場を考えるのにはいい手だと思いました。

 詩(歌)を考えるのは、やっぱりどうでもいいシーンはしたくないし、重いつかないしできないので、シナリオ的に自然と重要なシーンになってくるのかと思います。


 で、最初にこの方法で盛り上がりや、見せ場を決めておけば、他のシーンを考えたとき、シーン間の関係性や影響を考えて書けたりするし、シーンの流れをよりそこへ導きやすくなるな、と思います。


 シナリオを考えてみたけど、どうも全体的にぼんやりしてるなと思ったときに使えそうです。


 短い言葉の中で表現するって方法で、細かい設定付けとかは無理でも、ふわっとながらも、調整の余地を残して章ごとの見せ場を考えていけば、シナリオの全体的な流れが把握しやすくなると思いました。


 とても興味深い経験でした。

 思ったより中身のあるレポートになって良かったです。


 ついでにあともう一個、良い点をあげるとすれば、キャラの心理を掴みやすくなる、ことぐらいですか。

 詩とか歌(音楽とかも)とかって心に訴えかけてくるモノだと思います。だから、自然と、その歌を歌ったときや当てはまる場面のキャラの気持ちを考えてしまうのかと。


 という感じで、最後まで読んでくださった人はありがとうございます。

 研究成果だけ見に来たという人も、まあ、ありがとうございます。

 永久回避された人はいつか思い出して戻ってきてくれると、悲しみがとまるかと。


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