哀しからずや

煙草の灰殻踏みつけて

腐ったコンクリ踏みしだき


地面に蔓延る腕どもを

刈って道を切り拓く


銀河は君と星を踊り

君はワルツを唄いゆく


言の葉幾度綴れども

届かぬ物とはなんぞとて


聞くにも聞けず 立往生



薄曇の涙掻き分けて

濁った黒板搔き消して


空に光れる屑どもを

履いては散らしてまた棄てる


光るは瓦斯ガスうた歌い

掠れてもなお止められず


君の世幾度仰げとも

掴めぬ物とはなんぞとて


言うにも言えね 街灯り



言の葉幾度綴れども

届かぬこころ おもい こえ

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