第6話 毒の魔法少女

 父の病気を治したくて魔法少女の契約を結んだが、私には治癒魔法の適性は無かった。

 なすすべもなく父は亡くなり、私の悲しみの叫びは呪詛となり毒の雨を降らした。

 毒の雨は人々を不治の病へといざなう。

 あぁ、父の病の原因は私だったのだ。

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