驚きのように
教会に着いたら最初に見えたものは号泣していた神父、愛美と調教用のあっは~んな道具とハァハァ言ってたシスター、実が土下座していた。
普通の人なら逃げていただろう。
特に実相手だったら。
黒梅も引き気味だ。
当たり前っちゃ当たり前だけど...
ミカエル「流石に黒梅も引いているぞ。」
そして鼻水が垂れていた状態で頭を上げた愛美。
なんか可愛い。
愛美「ヒグッ......ですがぁ」
ミカエル「神父がこんなんでどうするのよ。ちゃんとシャキッとしなさい。」
ぐすっと鼻水をすすった後、いつももの顔に戻ってホッとしたボク。
黒梅「実はこの玩具を片付けろ。」
そう言ったら無言で玩具を片付けた。
こいつは素直でいいんだよ。
だけどな。
ミカエル「ねぇ、実、ちょっと来て。」
実「?何でしょう?」
あの二人から離れてボクはいつもの無表情で話し出した。
ミカエル「実、いつまで隠すつもりなの?
君が堕天使ということを。」
実「.........」
予想通り無言になった実。
そう、彼は堕天使なんだ。
最初から気付いていた。
そしてなにか視線を感じる。
振り返ってみたら
愛美「どういう意味?」
驚きを隠せなかった顔をしていた愛美と黒梅が立っていた。
続く、
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます