閉じる
表示設定
目次
傘の魔法
サムネイルに並べた感情
ああ、なんて薄っぺらい
どうしたら 伝わるのでしょうか？
パスワードの二重認証
解除しても解けない
あなたの横顔が なんて虚ろに
雨を見やるけど
傘を差し出す勇気がなくて
一人 雨をしのぐ
一人 なんて狡くて
一人 あなたに投げかける
そんな言葉が 行く先見つからないまま
排水口に流れていくの
アナタと言葉交わしたら
それだけで幸せだろうな
皺寄せから 僕が守るから
アナタと一緒にいられたら
シアワセだろうな
脆さも弱さも全部、吐き出して
アナタは夢見るダレかが
僕ならいいけど
夢なら 夢の中だけで見てと笑われそうで
雨音が
ぱらぱらと
うちつけて
髪を濡らした君が
なんて綺麗に微笑んで
「傘にいれてくれない？」
なんて綺麗に微笑んで──
ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）
応援したユーザーはいません
応援する
アカウントをお持ちの方はログイン
カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
カクヨムに登録すると作者に思いを届けられます。ぜひ応援してください。
新規ユーザー登録（無料）
カクヨムに登録して、気になる小説の更新を逃さずチェック！
カクヨムに登録して、お気に入り作者の活動を追いかけよう！
応援すると応援コメントも書けます