さくら2
桜の花弁
ひらひらと。
美しい事が
美しいと言えることが
なんて美しいんだろうとか。
季節が過ぎて
終りと始まり
中間では
激しく転んで
泥の味を知る
桜の花弁
ひらひらと。
花の季節には目を向け
葉の次節には通りすぎる
身勝手さ
同じモノに唾を吐きかける愚かさが
なんとも言い難く、耐え難く
嗤える
桜の花弁
ひらひらと。
美しい事が
美しいと言えることが
なんて美しいんだろうとか。
僕ら
美しいことを
美しさで示すことができてるだろうか?
立ち続けること
歩み続けること
声にして 言葉にして
色を為す 無色の輝きを
舞い散らせているだろうか?
桜の花弁
ひらひらと。
あなたがの美しさが
力強さを物語る
花びら一枚
同類項
僕ら自身の生命力
まだなにも
はじめてすらいないから。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます