第3話

..『【魔神】よ…よくきたな。…ここまで』


…『おまえが『男』か。『メス』の身で,よくもまあ,『男』をなのるとはな』


…『ふん,『その方が力があるでな』。…我が傘下の【メス】たちは,おまえらの【敵ぞ】。』


…【..生殖機能を奪ってやるわ。】

ヒョッヒョッヒョ,と言って『過去に美少女だったかわからないろうばはそう言った。』


…『なあ,『男』よ。…なんぜそんなに,我々の【生殖機能を】にくむ。』


…『何かわるいことをしたとでもゆうのか。』


…『男』は,『凍りつくように見やると』,

【ファファファ,たわけ!】と言った。

『…『オス』と言う者が,『人間』だと見なされたらどうなる。【今世紀だけでも】,我ら『メス』が浮き上がるようにするのだ』


『…なにを!』


『【魔神】よ,おぬしも『ガン』に侵されておるだろう。【すべての人間がそうなるように】,【呪殺】をほどこしておいたよ。』


【フン】,そんなもの直してやるさ。』…あんたを【倒したあと】,『せいせいしたら』,直る!』


…『【我々がどんな呪殺を施したのか,わかるまいね。】』


…『どうせ【アダムの時代から歴史にまつわる】なのかだろう。…なんとでもなるぜ』


…【アダム】?…わたしゃ『イブ』だよ。ワシャシャ。』


『…下品だな。知りもしないのか。』

(…アダムとエヴァの事を。と言いかけて,辞めた。コイツには,過ぎた情報だ)


…『しかしまぁ,『命を狙われてるんじゃ,殺るしかないな。』』


…『こちらにも術をかけるのかい』


【しかしあんたらも『有効に利用させてもらわなきゃあな』】


…『我々は『断固として認めん』!『オス』は【このまま根絶やしにされるのだ】‼』


…『いわゆる,【レズ】の気か。あんたは。』

…まったく。キモチガワルイ。


…【メス同士で我々は仲良くやるのさ。】


…『人間以下がか。』


『気持ち悪いな。まるで虫のタコ踊りだな』


【とにかく御霊は『女』だ。みくびるな】


【…それを言いにきたのか。そんなのでおのれの『魂は良くなるのかい』】


『【フン】,…なにも言うまい』。

…(何かを言って裏手を取られたらかなわない)。


…(なるべくかぼそに…敵に情報を『やってはならない。』)


【あんたらは『男』だ。『魔神』】


…【われわれはずっとそう言うよ。】


…『なるほどな。…それで?』


…『それで『だれもついて行かなくすればいい』のさ。』ケェケェケェ,と笑う。


…『だったら,【その発言に『意味を持たさない』ようにするべきだな。】』


…【そんな事ができるのかい】。


…『これまでもあったさ,こんなことは。…今回もなんとでもできる』


…【味方をそのままにし,『我々の言葉を意味の無い者にし』,あわよくば『メス』の味方を増やそうとするのか。…そんなまね,出来るわきゃない!!】


…『そうだなあ,あんたらは『オス』が敵なんだな。?』


【そうさ。オスを根絶やしにする!!】


『ならば,『あんたらはオスだ』。…これからそうするよ…』


…【なんだって】。?


…【あんたらは『オス』だっつうんだよ】。


…【そしてあんたらは『あんたらの生殖機を失くす』事にするんだ。】



…『フェッフェッフェッ,いいだろう。…われらは『覚悟の鳥』。かんたんじゃわい,そんなの。命なんて惜しくないさ。【健康もいらぬわい】。…自らを犠牲にした,【呪殺】。…どうだ。』


…【フン】,『おまえごときが』,【この魔神様の】,『他のメスとを』,『支配下に置かれると』思っているのか。..』


..なにィ?『わしより格が上だと』?

…『男』は睨みをきかせた。…だがたじろいでいる。


…『おまえなんかより上だ。…当たり前だろう。』


…『御霊はな,【おまえのもちものはぜんぶうばうよ】。たのしみだなあ,『男』よ』


『…なんてことじゃい。…そこまで強気であろうとは。…元来,そんな【強きオスはおらない】。…わしの算段ミスじゃと!?…ありえない!!』


…【フハハハ!!…余裕だぜ!!!この【魔神】は,【そうそうあまくない】。…骨の髄までしゃぶってやるぞ】


【…年寄りを,いたわらんのかい】!!


『…どこが年寄りだ!!!ころすぞ!』


【…あんたを,バラバラにして…スープにつけこんだ,…あと,…トリガラにして食ってやるぞ!!!】


…ハッハハ,!!これから食うメシが旨そうだ!!!


『…魔神よ。【我は認めぬ】。…我の言葉は,『全てのメス』をうごかす。全ての『オス』を死に追いやる。…どうだ。効くだろう。』


【…さて,どうだか…。】


【いいから,『オレのクイモノ』,『おまえの持ち物は,すべて吸収させてもらう』!!!】


【魔神…】おぬしの『周波数』は,いったい…あきらかに『メス』の魔物がおるぞ。


『普通のオスではない』。


【だから言ったろう。オスでもなぁ『女』。】だって。


【『女』とは…なんだ】我におしえてくれぬか。


『…女』はな,【おしえてほしけりゃあ,貢ぎな。【相応の額が支払えたら教えてやる。】】


…『ショバ代』,か。…はらえるかの。わしに』


『さぁな。…だが,払った分だけ,人は『その次元に辿り着く』』


『辿り着きたい次元への距離は,自分で稼ぐんだな』


【美少女戦争は,解体にするかのう。…】


…『おや,そんな気になったか。…またどうして』


…【あんたらに『新たな力を見た』。…それだけの事よ。…】


…『そりゃそうだろう。【あんたらよりも何千倍も強い力だ】』



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