★★ Very Good!! やっていることは漏水にバケツ、そしてやりたいことは…… ~ 『あるリーマン投資家のカクヨム運営糾弾戦記』より

 漏水を直そうともせずに、ただひたすらバケツで水をかき出す対応。

 この時点で統括者が優秀ではないことは明らかですが、そんな行動をとらざるを得ない計画上の都合があれば話は別です。

 もしかしたら、ユーザーに作品を評価されては困るのかもしれませんね。

 ランキングにしろレビューにしろ、ユーザー評価というのは名目だけで、実際にはかどかわさんみずからが評価する自作自演のサイト。それがカクヨムの目指すところだと考えると、なにもかも辻褄が合ってしまう。

 ステマするのに一番邪魔なのは、客からの本当の意見ですからね。


 詳しく見てないから作者の評価が正当だったか不当だったかはわからないし、正直なところ最初は「自分の作品を見てほしかった」という気持ちもあっての行動だったろうとは思う。

 それでも、カクヨムがステマサイトでなく真実ユーザーからの票でランキングを形成したいなら、明らかに問題はサイトのシステムであって、このユーザーの取った行動にはない。むしろ最終的な完成系のカクヨムにとって必要不可欠の人材のはず。

 というか、過ちを認めた文章を書いてるスタッフは明らかにそのことをわかっている文面だ。おそらくもっと上にいる意思決定の時点で間違いが発生してるのだろう。


 仮に正しい評価をしたところで、にちゃんねらーなんてのは怒るし、嫉妬から他者を叩く、そのための場所なんだからそれで当然。

 これだけ意見を言う手段の整ったサイトで、さらに身元を隠さなきゃ言えない意見がどういった感情から生まれたものなのか、わからないとしたら人材の質が悪いとしか言いようがない。

 この世に民衆からの怒りや嫉妬を受けない統治者などいない。

 一人の子供がまわりのみんなに嫌われたくないと願うのは当然のことだ、だが、人々の集まる一個のサイトを統治する立場にいながらそんな願望を抱くなど、腹が減らない体になりたいとか、不老不死になりたいとか、お金を支払わずに物を買いたいと望むようなものだ。

 そんな夢を見ながらにちゃんねるに篭っているような人間には、巨大なサイトの運営など絶対に不可能だ。

 怒りや嫉妬より大きなメリットがあるから民衆はそこにいるだけ。よりメリットの率が増える施策を統治者が行ったとしても、怒りや嫉妬は当然さらに増える。

 それを、別の誰かが嫌われ役となって「買ってくれる」のを待っていたり、個人的に言葉を交わさないユーザーに押し付けて、統治者の自分は逃げるだけという子供の発想の延長線上に、地域の未来なんてない。

 カクヨム人員の大幅な変更がない限り、このサイトが駄目だろうというのはわかりました。


 小説の中みたいにスタッフも成長して精神力のパラメーターが上昇してくれればいいんですけど、技術の習得ならともかく、基礎能力そのものの成長ってのは生活環境が激変しない限りは十年単位で時間がかかりますからね。元凶となったスタッフがにちゃんねるを卒業する頃には業界そのものが今とは違っているでしょう、待つ価値もない。


 やれやれ、カクヨムには気に入ってる部分もあるだけに、どうしたもんやら。

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