百合の由来
百合(ゆり)、万葉集(まんようしゅう)では「後(あと)」と言う意味があるというのを見て。
何で「後」なんだ?と思って調べました。
万葉集(まんようしゅう)では「由里(ゆり)」とか「由理(ゆり)」と書かれています。
そもそもなんで「ひゃくあう」で「ゆり」なのか?
色々考えました。
「ユリ」という「後」を表す中国語とか朝鮮語があるのか?
とか。
季節の中で一番「あと」で咲くからか?
とか。
百合(ゆり)は実は絡まるような性質があって、由理と書いて実はヨリと読んで「あと」でよりを戻すとかの意味で「ヨリ」?
とか。
そして野生の百合(ヤマユリ)の動画を見てみました。
なんだかタワー状に生えていて、葉っぱが何枚も重なって見えます。
あ……
これはまさか、「百枚合わさって見えるから」??
そして、語源で検索するとそのなかに「揺れるから」ゆり
と言う説が……
うーん。
中国ではユリはどう書くんだろう?
調べてみると。
「百合(ビャクゴウ)」
ここまで調べて最終結論をだしました。
まず、
①日本では風にゆらゆらと揺られるその姿から「揺り花(ゆりはな)」と呼ばれていた。
②中国ではその葉が何枚も合わさるような姿から「百合(ビャクゴウ)」と呼ばれていた。
③日本では発音をあてた文字では「由里」と書くが漢字では「百合」、日本語的には「百度も逢える」と読み取れるので和歌の素材として、「由里」=「百合も(後に)何度でも逢える」という感じで使われる。
④最終的に読みは「ゆり」漢字では「百合」となった。
どうでしょう?
言葉の由来考えるのは面白い!
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