第44話 筆者の選考通過内容まとめ
この記事では実際に私がどの業界にエントリーをし、どの段階まで選考通過したのかということをまとめていきます。
・プレエントリー総数は百社以上です。
興味のある企業の他にマイナビやリクナビで一括プレエントリーなんてことをしてしまい数えること自体したくありませんので、ざっくばらんに百以上としておきます。
ちなみに一括プレエントリーをしたら企業側にその報告がいってしまうようなので一括プレエントリーはしない方がいいそうです。きちんと調べて、自分が少しでも興味を持てる企業に一つ一つプレエントリーしていきましょう。
・エントリー総数は44社でした。
プレエントリーとは違い、ESを書いて選考過程に入った企業総数です。多いのか少ないのかは就活生全体の平均を知らないのでなんともいえませんが、とりあえず不吉過ぎるエントリー数だなと感じました。
ちなみに業界毎のエントリー数は、
IT:19
出版:10
広告:5
放送:4
教育:3
エンタメ:2
印刷:1
です。
どう考えても志望業界を広く取り過ぎな上に一貫性が見当たりません。
志望業界は出来れば二つくらいに絞った方がいいです。業界研究と企業研究の負担を減らすことが出来ます。
しかし志望業界を広くとったおかげで就活を終えることが出来たというのもあながち否定できないというのが私の就活でして……
・選考通過概要をまとめます。
ただし、中小企業でいう二次選考が大企業でいう三次選考段階だったりするので、まとめたはいいもののそれほど上手くまとめられていません。
どの企業であっても二次選考は二次選考、三次選考は三次選考とし、最終選考だけ何次選考であったとしてもそのグループにまとめています。
また、就活を終えたことにより選考辞退した企業も選考毎にまとめています。
ES通過が28社です。
一次通過が23社です。
二次通過が13社です。
三次通過を通過し最終選考に到達した企業数が4社です。
内定数は2社です。
ざっとこんな感じです。
ここで驚きなのが、最終選考に到達した企業の業界内訳なんですね。
ITが2社と、教育が2社です。
更に、内定をもらったのは教育業界のみです。
IT業界の最終選考通過の内一社は就活終了に伴って選考辞退したからどうなっていたかはわからないものの、それにしてもそれぞれのエントリー数から考えて業界毎の通過率が意味わからないことになっています。
これは私が教育学部の出身で教員免許を取得予定ということが起因している……ということではなく、大学で三年間教育のことについて考えてきてはいたので教育業界における現状や将来のことを他業界について深く話しやすかったということが一大要因になっているんじゃないかなあと思います。
そもそも教育業界志望ではなかったんですよね……。
学校の先生にはなりたくないと思っていたのですが一応教育学部出身だし受けとくかと思ってエントリーしたら思いのほか深く考えることが出来てしまって……教員になるのは違うけど教育自体嫌いではないし寧ろ良いんじゃね? と思えたのが僥倖でした……。
*
私の選考通過概要は以上になります。
正直言って、私は就活を『上手く』行うことが出来ませんでした。自分の本当に興味のある志望業界をみつけてそこだけを受けまくるということが出来たら効率が良かったんですが、本当に興味のある業界というものを決め切ることが出来ず、様々な業界を受けまくったという有様です。
しかしそのおかげで就活当初は興味のなかった業界から内定を頂き、最終的にはその業界で仕事する姿が他業界に比べて最も考えやすかったのですから、人生何が起こるかわからないというものです。
*
二十数年生きてきて「この業界で仕事をしたい!」と心の底から思えるのならばその業界のみ受け続ける意義があります。
「本が好きだから出版業界」「ゲームが好きだからエンタメ業界」「テレビ好きだから放送業界」という風に、ただ単純に好きという気持ちだけで業界をしぼったら痛い目にあいます。
好きという気持ちだけを持つ人は、就活生ではなく消費者でしかないからです。
私はテレビが好きなので放送業界も受けていたのですが、面接の最後の質問で「有名人と一緒に仕事は出来ますか?」と言った時、面接官に苦笑されてしまいました。あれは本当に馬鹿だったなあと思います。
就活生と消費者をわけ隔てる壁としてわかりやすくなる考えとして、未来の自分を想像してみるというものが挙げられます。
三年後、五年後、十年後……自分がどのように働いているのかを具体的にイメージ出来るか否かです。
業界ごと・企業ごとにイメージしてみてください。大切なのは時代の流れと自分の成長に繋がりがあって、尚且つ具体的かどうかです。
これをイメージできるのであれば内定に大分近づいているんじゃないかなと思います。事実私が内定をもらった企業では働く姿を明確にイメージすることが出来ていました。
志望業界を一本や二本に絞り切れない人は、少しでも興味のある業界にどんどんエントリーして選考を受けてみてください。
全然悪いことではありません。
様々な企業に接することができるのは就活生だけの特権ですし。
しかしその分負担は増えることを覚悟しましょう。私も覚悟しておけばこんなに辛くなくて済んだのになあ……。
まあ、終わり良ければ総て良しです。
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