神様の光

 悲しい出来事があって、マリはベッドにもぐり、寝込んでいました、すると、不思議な夢を見ました。穏やかでやさしい光が世界を照らし、包み込んでいる夢です、マリはその光から目を離せませんでした。見ていると、心が楽になっていくような感じがしたのです。


 マリは、穏やかで安心した気持ちで目を覚ましました。ベッドの横には知らない女の子がいて、マリの顔を心配そうに覗き込み、「だいじょうぶ?」と声をかけました。マリは「うん」と答え、先ほど見た夢の光景をゆっくりと思い出しました。そして女の子に「あのね、神さまを見たの」と話しました。あの光はきっと、神さまだとマリは感じたのです。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る