シンデレラの条件への応援コメント
客観的に作品を見直すことを心がけましょう。非常に分かりづらいというのがこの作品の唯一であり最大の欠点です。
段落分けもそうですし、もう少し背景の説明が無いと、どうにも読み終えた後に感じる余韻のような物が薄れて疲労が上回ってしまいます。文章自体は魅力的な要素が感じられますので、読みやすくすることを意識しましょう。
作者からの返信
ご高覧及びコメント、どうもありがとうございます。
「分かりづらい」という感想をいただいたのはこの作品に関しては初めてです。
確かに「僕」という未熟な少年の一人称で「意識の流れ」的な手法で書いたので、前提として視点の偏りや省略が多く、分かりづらかったかもしれないですね。
例えば、この少年はロシア貴族出身の母と宝石職人の父が貴賎結婚して生まれた子であり、母親は物語開始の時点で既に死亡、本人はアメリカで育ってロシアのことは殆ど知りません。
しかし、文中ではこの設定を最初に一括して「僕」に語らせるのではなく、父親の台詞を借りたりしながら小出しにして示しています。
また、自称皇女に掌返しする銀行家夫人の描写も時系列を敢えて逆転させる形で書いています。
これも確かに読者の混乱を招きやすい構成ではありますね。
ただ、これ以外にもまだ読みづらい箇所が多いとすると、それはやはり作品としての欠陥ですので検討してみます。
繰り返しになりますが、ご高覧どうもありがとうございました。
編集済
シンデレラの条件への応援コメント
自主企画から参りました久元です。読ませていただきました。
ロシア帝国最後の皇女。題材にロマンがありますよね。
他にも、名画と関連づけるようなおもしろい作品も書かれてらっしゃるのですね。
ブリューゲルはわたしも大好きです。
作者からの返信
拙作へのご高覧、レビュー及びコメントどうもありがとうございます。
他の作品までご高覧いただけて嬉しいです。
アナスタシアを名乗ったアンナ・アンダーソンをモデルに時代の輝きと哀しさを描いたつもりです。