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それをきっかけに、あたしたちは、頻繁にメールをするようになった。



内容は、テレビの話しや、担任の悪口や、将来のこと。



隆也は将来警察官になりたいと言っていた。



あたしは、英語の先生と言っていたけど、本当は、アナウンサーになりたかった。



ずっと前、あたしの朗読を聞いた隆也が、「すげぇ、プロみたいじゃん」と言ってくれたのがきっかけだった。



でも、さすがに恥ずかしくて言えなかった。

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