■2016年5月18日(水)の『東京は杉並区にある、高円寺の探偵事務所の営業日誌』

 開業から1ヶ月近く経つのに未だに客はおろか、問い合わせすら1件もないせいで腹ペコちゃんを経て、探偵童貞のまま餓死するも、死体にムチとアメをふるって、探偵童貞ゾンビとして蘇った設定な!


 ココだけの話、実は生前、探偵で食えないから内職をしておりました。

 ほら、いつまで経っても全然来ない客をただ待ち侘びるだけ、ってのが主な探偵業務内容だった関係で、超ヒマでまったくヤルことがなかったから、趣味と実益とヒマつぶしを兼ねた3P内職を、探偵仕事中にコッソリね。


 まあ、厳密には探偵が内職、いや、内職の内職なので、3P内職は内職の内職の内職にあたるのかな。


 …何の話でしたっけ? ああ、内職の内緒、探偵をヤリながら、とある内職の内職の内職、3P内職をコッソリとヤッていたんですけどね、その3P内職で事件勃発!


 すわ探偵童貞、遂に初登板か!? って感じになった勢いついでに、「探偵、いらんかね~」と法人営業をかけた話をします、たまには、探偵営業日誌らしく。


 ちなみに内職の内職の内職、3P内職は、日本最大級のクラウドソーシング会社『クラウドワークス』にて、「1記事(最低1000W)で200円」という「1文字0.2円」の文字書き仕事をシコシコしております。もう1コちなみに、まさに今、書いてるコレは1文字0円ですけどね、ええ。


 さて、この内職の内職の内職、3P内職で昨日、とある事件が起こった関係で本日、『クラウドワークス』に探偵の法人営業をかけました、こんな感じに!



「クラウドワークス事務局御中


 お世話になります。小暮大上と申します。


 現在、私が請け負っている『こちらで選んだ漫画についての記事作成』(https://crowdworks.jp/public/jobs/545780)についてのご相談です。


 上記の仕事を2016年3月12日(土)づけで請け負い、現在50記事中27記事までクライアントさんに納品し、検収合格しているのですが昨日、2016年5月17日(火)に突然、クライアントさんが後出しの新条件を提示してきて、「もし、この後出しの新条件を飲めないなら、今まで私が納品し、クライアントさん自身が検収合格させた27記事分全部はなかったことにしてくれ」という趣旨のことを急に言い出しました。


 正直、どうすればいいか分からず、このような些細なことで貴社のお手を煩わせてしまうのは大変恐縮ですが、こたび、かようなご相談をさせて頂いている次第でございます。


 私の望みとしましては、今まで、最初の条件通りに納品し、クライアントさん自身が検収合格させた27記事分の報酬のみ、規定通り支払って頂ければ、それだけで他には何も望みません。


 もちろん、その旨を既に2度ほど、クライアントさんにご連絡差し上げましたが、現在のところ完全に無視されております。


 ちなみに、このクライアントさんは、アカウントをコロコロ変えて、こういうことを繰り返す常習犯なのでしょうか?


 もちろん貴社がすべてのクライアントを把握するのは難しいでしょうが、幸い私は東京は杉並区の方で探偵業を営んでおります。


 もし貴社が私にご依頼頂ければ、このクライアントさんの自宅、仕事先、家族構成、交友関係、生い立ち、性癖、犯罪歴等を徹底的に調べ上げます。


 現時点で、このクライアントさんの会社、自宅、最終学歴等は合法的なネットリサーチにて把握しております。


 いつもお世話になっている貴社からのご依頼でしたら、探偵料金の方も頑張って勉強させて頂きますよ。


 まあ、今後もこのように悪質なクライアントは定期的に発生するでしょうから、この探偵の私めに悪いクライアントの調査を定期的に依頼し、私が徹底的に調べ上げた悪いクライアント情報を折に触れて公表すれば、貴社『クラウドワークス』に悪いクライアントが跋扈する抑止力代わりにはなるかと思います。


 あ、すいません、つい途中から営業トークになってしまいましたが、どうかクライアントさんに、私の唯一の望み、「今まで、最初の条件通りに納品し、クライアントさん自身が検収合格させた27記事分の報酬のみ、規定通り支払って頂ければ、それだけで他には何も望みません」を貴社の方から、お時間ある際で構いませんので、上手にお伝えください。


 それではご多忙の折お手数をお掛け致しますが、何卒よろしくお願い致します。」



 ハイ、以上がはじめての「探偵、いらんかね~」の法人営業でした。いや~、コレは明らかに、ちょっとアレな探偵っぽくね? ま、しょせん探偵童貞ゾンビですから、こんなもんでしょ。


 気になる今後の動きは気が向いたら、またココでご報告します!

 じゃあ、コレは1文字0円なので、今日のところはこのへんでご勘弁を!

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