異世界総括(後編)

 ――大賞選定。



 ――疲れた。



 ――どうしましょ。



 ――面白いって何ですか?



 うーん、文章を読み過ぎて自己崩壊が始まりそうです。

『あれ』が『あれ』で『あれ』が『あれ』なので『あれ』にします。

 結局は自分にとって面白かったかですね。

 では、発表します。


 じゃんどん。



 ぱぱーん!



 <ファンタジー大賞は『月墜つ街の神と人』に決定でーす(どんぱ)>



 ぱんぱかぱーん。

 いつも通り落選理由と当選理由をどぞ。



『仮魔女物語』


 まずは物語が綺麗に終わっていないという理由が一つ。

 続編を書かれているため、わざと残した部分があると思います。


 あと、作品内部の用語があまり説明されていない気がします。

 まあ、これに関しては読み落としている可能性もありますが、特定の用語の説明が後半にあったことを考えると、たぶん説明されていないと思います。

 えーと、間違っていたらすみません。先に謝罪します(ぺこり)

 ちょっと記憶の混乱が激しいのです(汗)



『黒のドラゴンとブロンズ通りの魔法使い』


 この作品も第二部があるため、謎が残ります。

 コンテストの締め切りを考えると、第一部までの段階で考えました。



『月面のジーニアス』


 えーと好意的にみても『SF』作品かと(汗)

 幾つかの要素により『異世界』とまでは言えないんじゃないかと思いました。


 カクヨムさんが通したのだからいいじゃん、という意見もあると思いますが、この『近(超)未来SF』を容認すると、他の多くのSF作品もファンタジージャンルに参戦できてしまうので、今回は除外します。

 ただ面白かったのは事実なので、総括には残しました。

 


『白兎と金烏』


 内容的にはあまり落選理由がありません。

 ただ『一幕』で区切れば中途半端ですし、『序幕』だけで判断してもわずかな謎が残るため、ちょっと評価を下げました。

 物語としては面白いですし、小生好みの作品です。



『ドラゴンと女神の剣 翡翠の一角獣 1 』


 一つの作品として見た場合、普通に続いているので評価を下げました。

 そして、度々語られる解説文が世界観を広げますが、逆に作品のテンポを悪くしている部分もある気がします。

 まあ、あくまでも個人的な感想です。



『沼地のドロテア』


 うーん、難しいですが、恋愛要素の大きさですかねー。

 作品はファンタジーなのですが、その根幹は恋愛作品のように感じられます。

『恋愛』のジャンルの方が良かったのではないか、という迷いが小生の中にあります。関係ないといえば、まったく関係ないのですがねー(汗)


 作品としては悶えるほど楽しみました。

 もしかすると逆にハマリ過ぎたせいかもしれません(汗)



『双つ月の三界譚 -夢魅せる翼-』


 面白いのですが、世界観の紹介という印象は残りました。

 いろんな設定が大量に出てきたせいかもしれません。

 全5部予定ということなので、これからもっと面白くなる作品だと思います。


 

『月墜つ街の神と人』


 この作品を大賞候補に選んだ一番の理由は個人的な好みですね。

 英雄とか神様とか素敵じゃないですか(笑)

 

 後悔を背負った英雄。

 無垢な幼き神。

 過去に戦えなかった人々。

 

 うん、物凄く好きな要素が満載です。

 ネタバレになるので書きませんが、他にもいろいろありまっせ(笑)

『断片世界』という単語だけで妄想もりもりです。

 もっと風呂敷を広げられそうな世界観ですし、続編も期待できます。

 

 

 終わり。

 次は本当にただの雑感。

 疲れているのであまり書きません。

 たぶん。


<トラックでどーん>

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