第6話
..『人間の自然』って言うのは...なんだろうな。
..
『死に近付くなら』,『肉体を酷使する事は自然から遠からず』。
..『肉体が喜ぶなら,他人の者を横取ってもいいのか』。
..
..『それが自然なのだろうな』。
..『だが,自然の心ならばその人のを取った者は殺されているな』。
..『ああ。自然の心の真々なら人を殺す筈だ』
..『だったら,自然じゃないな。この世の中は』。
...『そうだ。法があるからだ』
...『法は,なんの為にある』?
...『先日も,『カマキリ』という奴がTVでさわがれて居ただろう』。あんな奴をころせばいいのかな。
..『『カマキリ』を守る為にあるのが法なのか』。
...『『カマキリ』が作ったんじゃないか』。
...『『カマキリ』は普通なら死んでてもおかしくないな,たしかに』
...『『カマキリ』を死ぬようにしよう』!
...『何も法があろうがな,【無益の役にも立たない』】。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます