第109話 note圧勝!未来をカクヨムに!!

 おっす野次馬でっす!梅雨に入り、ちょっとコロナは各国収束気味、よかった、よかった。(2029年6月17日 現在)

 

 ただ、フライトのキャンセルで、もう諦めて、このまま一年くらい日本にいるかもしれない。日本にいる間に「今までできなかったこと」をやってる。もしかして、今が一番、ある意味「引きこもりライフ」の中でも「集中できる環境」が整った。びいの件もあるし、この日本での充電期間、有効活用する。(アテナイに書いてる)


 で、noteに登録して、引きました。これはカクヨム、負けるんじゃね?


 noteは、操作性も何もかも、至れりのつくせりだった。正直、カクヨムやめるか? と一瞬考えたくらい。(やめないけどね。書いたもの移すのがめんどくさいから。俺はほぼ下書きもしないし、読み返しもしない。だから、ウェブ上にアップしてない膨大な下書きがカクヨムにあるから。)


 なんだよ、そのリスク。アカBAN食らったら終わりじゃん。まあ、消えたらすごく困るようなのは書いてないから。俺、もっと真面目に頑張るべきかな。


 でも、多くの読者さんは、真面目にちゃんとワードやページなどで下書きや推敲をしっかり綺麗にされてから、なろうやカクヨム、アルファポリス、時に魔法のiランド、エトセトラ、いろんなところにちゃんと掲載しているのでは?


 note...正直使いやすいです。そして、ペイパルじゃなく、ちゃんとクレジットカードで支払いも購入も、明朗会計。胡散臭い、実際は払う気ないんじゃねーのか、溜まった頃に最初のポイントが失効するだろ……と、やきもきしそうなリワード・システムのカクヨムに比べ、全てがはっきりして感じがいい。リワードって、ポイントみたいなもので、3000円分貯まらなきゃ一年で失効する。おまけに、1ポイント一円のわかりやすいものじゃなくて、三千円の支払いに到達するまでに、今は何パーセント貯まったとか、非常にわかりにくい。毎月リワードもらってる人なんかは別にして、トラフィックの少ないページの作者さんは、ほぼ意味ないよね。俺なんかも一年で三千円もらえるかどうか?もうすぐ10万アクセスに届くエッセイが一つあるのにかかわらず。それって、何でこんなに足跡つくのか謎だから、やっぱり真面目に書かなきゃダメなのか。確かコンテストに応募したから真面目に書いた。俺、よく考えたら、その時以来、応募してない。


 コンテストに応募するものを書くというのは、書こうというモチべーションををキープする良い効果があるよね。今頃、思った。そう思うと、ここがダメだ、とダメ出しされる方が、推敲やる気になるよね。短い記事なら書き直しも気にならない。「これじゃダメだ」と言われて、最近、書き直した寄稿があって、その時にこういう経験は良い経験だな、と感じた。指摘する人に寄る。やはり素人だとその指摘は的外れなことが多かった。話、脱線したな。


 いやあ、noteの方が良いのは夢があるから! 真面目に考えて、面白い企画立てて、真面目に推敲して、練ったら、もしかして、いけるんじゃね? というような、夢とロマンが残されてる。カクヨムでも皆さんそうやって真面目に取り組んでおられるんだろうけど。だったら尚更、noteでどれくらいイケるのか、原稿コピペで反応がわかるから、やってみる価値はあるんじゃないか。コンテストに応募してなければ、noteに出せるだろうし。(確認していないが)


 コンテストに応募時はnoteからは下ろすことになるのか? まあでも、noteで食べていけてるくらい稼げてる人のリサーチしてないから、なんとも言えない。ただ、操作性と、夢と、自分たち自身が自分たちのプロデュース、マガジンを企画できるというのは、すごく面白い。カクヨムでも、その萌芽はあったけど、写真やイラスト、動画のアップができない、ダイレクトメッセ機能がないなど、作家候補を囲い過ぎた。


 即金で受け取る「投げ銭制度」があるのは、本当に夢がある。まあ、当たり前だけど手数料と、振込手数料は取られる。金額高くとも振込手数料、取られるんだね。取引銀行に寄ってはnoteに上納する手数料が変わる。


 本当にnoteは簡単。使ってみたらわかる! 操作にストレスが全くなかった。しかも随所にもっと続けよう、良いもの書こう、良い企画にしよう、というような、自分が編集者になったような気持ちを盛り上げる仕組みに溢れてる。これは本当にすごい。書く意欲を「励ます制度」をちゃんとシステムに組み込んでるなんて、前代未聞!(俺の知る中で)


 それと特筆すべきは画像、動画をアップできる以外にヘッダー、コメ・スキ(=いいね!のようなもの)返しに自動で自分のカスタマイズの返答がランダムに着くこと。普通のブログと違い、即金、投げ銭、マガジン作れる編集者の気分になれる、アフィリやYou Tubeなどとの連動も簡単と、全員がプロデューサー気分でnoteを楽しく更新可能。これで誰か続きを読むために自分の書いた文にお金を払ってくれるならすごい。続き読みたいと思う記事は確かにある!そう思うと、自分にそれが書けるか、noteはレベルが高いと思わざるを得なかった。


 確かに編集者が書いた記事ばっかりだったけどね。思わず課金したくなったのは。これがプロか、と感じやすい場所。着眼点、切り口、斬新だね。ちなみに小説ではないから。そこを忘れてた。カクヨムは小説の場所、ではnoteと小説投稿の相性は? また書く。


 ただただ、見つけてくれ!!と誰もいない無人島で、必死に旗を振って助けを求める感じのカクヨムとは違う。カクヨムからnoteに大移動が起こりそうなのは、未だ書籍化に至らない中堅レベルの「作家候補」じゃないか。カクヨム運営には才能見出してもらえない感があっても、noteなら!と。しかも、「こう書いたらもっと良くなる」的な「編集者の声がけ的」マニュアル指導が随所に散りばめられているから!(長文やめろとか、見出しつけろとか、段落はとっとと変えろとか、すごく初歩的だが、全部守れば読みやすい文になる。)


 これねえ……note圧勝かもしれない。画像、動画をページに作れる、コメント機能、ユーザー同士のやりとり、サークルと、全てカクヨムになかった欲しい機能がついてる……むしろ、カクヨム、なんでそうしない? 前から思ってたけど、よほど作家の自立性を奪いたいのか?


 イラストや写真、挿絵、自分の世界観を表現するオールのマルチな自作品のプロデュースには全く興味なくて、「ひたすら書くことだけが得意で大好き!」って人しか、カクヨムにいる意味がなくなるぞ……


 やばい。カクヨム運営の見解はどうなんだろう。書籍化できる原稿にだけ興味あるカクヨム運営の仕方が、裏目に出そうだね。だって、マルチでユーザー同士の交流で、作者本人が動画を作ったり、アニメ作ったり、挿絵のイラストレーターさん見つけてきて、タッグ組んで自分のマガジン・ページつくってくれたら、すごい楽。才能の原石発掘どころか、正直、こうなると、出版社さえ自分で自前で用意できるところまで行くかもしれない。時代が変わる。オフセットの印刷でたくさん作っても、家の床が抜けるが、今や少部数とか、オンデマンドとか、電子書籍とか、何でもあるんだし。


 そう、特筆し忘れたが、新規ユーザーが自分の好きなnoteを容易に見つけやすいシステムまで用意されていた! これね、孤島に「んじゃ、頑張って書いて〜!」とヘリで置き去り状態になるカクヨムと、えらい違いだ。誰も読まないものをせっせと更新するカクヨム、何か小説でも書こうかな? と新規で参入して、この孤独感に耐えられずに、執筆に萎え、やめていった人は多いだろう。なんでこんな、ユーザー同士が仲良くなるのを阻むシステムになってるんだ? 全員ライバル同士だからか?


 目立った才能は一人一人、書籍化して抜けて行く感じのあるカクヨムと違い、noteは仲間の連帯意識を煽るシステム構成になってる。マガジン機能、サークル機能、良い読み物にさっと投げ銭、クリエイター・サポート機能。この辺がクラウドファウンディングと連動して、正直、何書いても、何読んでも、応援されてる、応援しようという気分が盛り上がる。よく考えてあるね。カクヨムの場合は、応援するのは自作品を読んでもらいたいがため、というような、どこか後ろめたさが出てしまう。そうでなくともね。トラフィックを増やすために交流を無理にしなくちゃいけないと考える人が出てくるみたいな、そういう暗さが出る。


 それは初期のフォロ爆、レビュ爆が物語ってるよ。今は自主企画があるけど、あれも自然発生した頃はすごく妬まれた。システム自体がそういう妬ましさを増長させるようなものになってたことについて、これは反省すべき点だろう。今、noteを見たら、全てが気分いいシステムで構築されている。だからカクヨムからの大量離脱が起こってもおかしくない。noteに移行したけど、一応アカウント残します、みたいな、まるで空店舗みたいなページがこれから目立ってくるんじゃないか。その前に、カクヨムもシステムをもう少し、ユーザー寄りなものに変えた方がいいだろう。


 全員が、コンテストに応募を続けながら、運営・出版社にただ首を長くして声をかけてもらえるのを待ってる「待ちの姿勢」では、カクヨムに未来がない。noteは時代を読んだシステム組んでるな……さあ、これからどうなっていくのか、楽しみ。俺は、カクヨムも続ける、noteもやる。カクヨムはこれまで通り、遊び。でも、すぐ金になりそうって意味でnoteを本気でやったら面白いんじゃないだろうか、と思ってる。


 真面目に原稿書くか………。んじゃ、何書こう?

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