No.2210.鈴音の妖精

歌うため それだけが ここにいる意味で

ひたすらに そう信じ 感じていた

でも違う 心込め 感情を乗せて

根気よく教えてた あなたの言葉


雪の降る この街で 吐く息は白いね

私達 戯れて 楽しい日々


夢でもいいの 一時でも

僅か灯る 心地良さ

触れ合いから 芽生えていく

慈愛満ちる 妖精


流れてく 恋の花 咲き乱れ薫る

胸の中 高鳴りが 鳴動して

そよぐ風 黄色髪 零れてる吐息

可愛さと温かさ 生み出す甘さ


帳降り 夜の月 輝き照らして

静寂が 奏でてる 煌めく時


偽りでも 大事な音

ふわり響く ピュアな声

掛け合いから 産まれていく

憂い秘めた 妖精


ドキドキが 激しさ強めてくから

切なくて苦しい 抱き締めてたい


仮初でも 大切なの

想い紡ぐ 無垢な羽

親愛から 育まれた

力強い 妖精

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