No.2170.恋する言葉~途中から わー~

途中から わー ズキン 響いた

いきなり わー ズキュン 私の


わー わー わー わー わー

わー わー わー わー わー


雨上がりの道路 夏の暑さと涼しさ

いつもの景色 毎日歩く町並


聞き慣れた声 呼び慣れた名

たわいもない雑談 だったはずなのに


途中から わー ドクン 弾けた

唐突 わー ドキュン 刺さった

ハートに ぐさりぐさぐさぐさり


途中から わー ズキン 響いた

いきなり わー ズキュン 私の

ハートに ざくりざくざくざくり


わー わー わー わー わー

わー わー わー わー わー


途中から 途中から 途中から 途中から 途中から

わー わー わー わー わー


ズキン ズキュン ドクン ドキュン


美味 美味って 食べる横顔

子供みたいって思ってたのに

気付けば つぶやいていた


お母さん お父さん 弟にまで笑われて

とっても とっても 恥ずかしい

部屋で一人 思い出して 耳まで真っ赤


途中から わー ズキュン 届いた

いきなり わー ズキン 私の


わー わー わー わー わー

わー わー わー わー わー


抹茶のフローズン 飲んで 落ち着こう

たぶん そう これは私の 私の初恋


いきなり わー ズキュン 私の


今日も一緒に歩く 通学路

同じはずなのに 同じじゃない

幼馴染 過ごしてきた時間と壁


今日も言えなかった 明日こそは

昨日とまた同じ事 思ってる


途中から わー ズキン 響いた


ねぇ! ん? 好き!! 好きだよ!!

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