No.2072.真夜中に一人 暗い道

秋の寂しい微風 肌を訝しげに 撫で回してく

不快な気持ちに 本当なるけど

だからといって どうにもならない


勝ち惜しみを吐き出して 突然 消え去った

あれから かなりの年月が 経過している


慎ましやかに それでもなんとかやってる

苦しい事 悲しい事 嬉しい事

日々本当 いろいろ たくさん起こっているけど

それなりに 不思議と なんとかなっているかな


目標を持って ひたすら邁進する

それって中々に 難しくて厳しい選択

どれだけの人が辿り着いているのだろうか

考えてみたところで 答えなんてでるわけもないのにね


気付けば時は既に冬 吐き出す息も白い

真意のわからない言葉に翻弄され

冷え切った心の螺旋回廊


勝ち惜しみって考えてみると意味不明だな

そんな事が ふと頭をよぎった


くたびれそうだけど なんでか生きてる

痛い事 苦い事 うざい事


真夜中に一人 暗い道

とぼとぼ 歩く ただ歩く


真夜中に一人 暗い道

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